以前にご縁あってお声がけいただき、書籍を出版しています。
発売当時に旧ブログでは記事にしていますが、新ブログでもざっと紹介したいと思います。
<目次>
目指したのはソーシャルレンディングの教科書
書籍名は「1万円からはじめる投資 ソーシャルレンディング入門」。
かんき出版様より出版中です。
軽めの印象を受ける表紙ですが、これは出版社の方から「こういう路線で行きましょう」ということで提案いただきました。
私の絵的センスやデザインセンスは壊滅していますので、「それで問題ありません」というわけです。
イラストや中の漫画を描いていただいたのは、「しばかめ」様です。(しばかめ様 Coconalaページ)
後述しますように、書籍という性質上どうしてもタイムラグがあり、発売した時には内容が適切でなかった点も出てきてしまったのは残念ですが、それは仕方のないことだと割り切ることにしました。
章立て
本の章立ては以下のようになっています。
CHAPTER1 誰でも、手軽にお金を増やせる!ソーシャルレンディングの魅力
CHAPTER2 私が5000万円以上投資する「7つの優良事業者」
CHAPTER3 投資をはじめる前に!5分でできる口座開設
CHAPTER4 たった2つのポイントをおさえれば、儲かる案件が選べる
CHAPTER5 案件、事業者、投資スケジュールを公開!私のソーシャルレンディング投資実情
付録 会社員の9割が知らないお金の貯め方・増やし方
やはり出版ということで、ネガティブな内容よりもポジティブな内容を前面に押し出して構成しています。そのため、多少は煽るようなタイトルが並んでいますが、その点は色眼鏡でご覧下さい。
(提出した草稿に、「もうちょっとネガティブを抑えて」とお願いされたことも何回かありました)
注意点と内容
注意点として、書籍執筆時と状況が変わっていることがあります。
例えばmaneoは(少なくとも執筆時には)問題のない事業者でしたが、その後プラットフォーム利用事業者の一つが問題を起こしたことから連鎖的に遅延案件を多く抱えることになりました。
この他にも、書籍の中で紹介している事業者のうちいくつかは執筆時と状況が変わっていますので、CHAPTER2については参考程度にしていただければと思います。
内容としては、投資の基礎は一通り分かっている方を対象にして、メジャーな投資商品とソーシャルレンディングの違い、ソーシャルレンディングの特徴や自分自身の実践などを書いています。
これを読めばソーシャルレンディングの基本が一通り分かり、投資を始めることができる「ソシャレンの教科書」を目指しつつ、経験者の方にも参考になるような内容も入れました。
あくまでも「実践」でいきます
私が重視していることは「実践」です。
クラウドファンディングに多くの金額を投資した上で、自分自身の経験や記録を書籍にしたり、こうやってブログで情報公開したりしています。
融資型クラウドファンディングにはこれまでいくつかの問題があり、今も遅延が続いている案件があります。否定的な論調もあるでしょうし、それは人それぞれだと思います。
私の場合、匿名性の解除や業界再編を皮切りに今後の投資環境は良くなっていくと期待していますし、だからこそ多くの金額を投資しているわけです。
投資は得もあれば損もあるものです。
私は私の考えでこれからもクラウドファンディングへの投資を続けていきますので、興味のある方は参考にして、ご愛読いただければ幸いです。