SBI証券とTポイントを擁するCCC(カルチュア・コンビニエンス・クラブ)がタイアップして始めた、SBIネオモバイル証券の紹介。
SBI証券は言うまでも無くネット証券の大手で、多彩なサービスを提供しています。
一方でSBIネオモバイル証券は初心者層に特化してサービス内容をかなり抑えている印象なのですが、今回新しいサービスが開始されました。その紹介となります。
<目次>
ひとくちIPO
新しいサービスの名称は「ひとくちIPO」。
その名の通り、IPO(新規公開株)を1株から購入することができるサービスです。
1~99株で申し込むことが可能で、少ない資金でも抽選に参加することが可能。
これまではネオモバイル証券で発行済みの株を1株単位で買うことはできても、IPOは無理でしたので選択肢が広がったということだと思います。
また抽選方式も、ネオモバイル証券での取引状況に応じて当選確率が高まる「取引継続優遇」などのユニークな抽選と、公平な抽選である完全抽選枠の2つが用意されているとのこと。
画面のイメージは次のようなものです。
ネオモバイル証券は初心者へ投資のすそ野を広げることを目的の一つとしています。
今回発行済み株だけではなくIPOも1株から抽選申込ができるようになったことで、投資家の選択肢は広がったと言えるでしょう。
何にせよ、選択肢が広がることはいいことだと思います(良く理解できなければ、理解するまで手を出さなければいいだけのことですから)
なお、第1号案件もすでに発表済み。マザーズ上場予定の「株式会社BuySell Technologies」で、発行価格は12/9に発表、実際の申込は12/11~となる予定とのことです。
Tポイントで投資可能
ネオモバイル証券の最大の特徴は、Tポイントを使って取引ができるというところだと思います。
ポイントを利用した投資は、現金とは異なり「万が一損をしても心理的ダメージが少ない」という特徴がります。
実際はポイントも現金も1円分には違いがなく、心理的ダメージは認知バイアスの類なのですが、それでも精神安全は大事。現金が減ることは耐えられなくとも、ポイントなら諦めが付くという人も多いのではないでしょうか。
手数料も月額
またもう一つ特徴的なのは、1月の約定代金(売買代金合計)が50万以内なら、手数料は200円+税で定額なところ。
さらに1月に200Tポイントがもらえますので、実質は消費税分(20円)で取引できるわけです。一月の約定代金に上限(50万円以内)があるとは言え、手数料の価格破壊もここまで来たかという印象です。
*200Tポイントは、ネオモバイル証券でしか使えませんのでご注意下さい。
初めての投資デビューには良いと思います
以上のような特徴から、ネオモバイル証券は主に投資初心者向けですが、投資経験者でも頻繁に取引を行うのでなければ有利な選択肢です。
これから資産を構築するため、投資の重要性はさらに高まってくることが予想されますので、初心者向けのこういったサービスを使って経験を積んでおくことは大事でしょう。特にポイントなら、最悪失っても精神衛生上マシですし。
ネオモバイル証券の会員登録方法は、下記の記事で紹介していますのであわせてご覧下さい。