不動産投資型クラウドファンディング「FANTAS Funding」は、記事を書いた時点で50件を超える償還がある事業者です。
そして全ての案件において遅延・貸倒は無しと、順調に実績を積み上げています。
私も現状で250万円を投資しています。
そのFANTAS Fundingで今週末、次の案件が募集されます。
これまでも一月に1~2回まとめて案件が募集されていましたが、今回は(多分)FANTAS最大の8案件同時募集。
内容を紹介します。
<目次>
一覧リストと激戦区の予想
まずは今回募集される案件の一覧から。
この条件から激戦区を予想すると、まず赤文字の利率4.0%は確実に激戦区になると思われます。クラウドファンディング投資家の傾向として、高利回り案件には人気が出やすいからです。
特に、インカムかつ4.0%という第53号ファンドには資金が集中すると思われます。
このあたりは考え一つですが、ダメ元で激戦区に行くのならともかく、私なら別のところを狙います。
ぱっと見で最初に投資しようかなと考えたのは、第48号でした。
キャピタル型、インカム型の違い
FANTAS Fundingでは、案件はキャピタル型とインカム型とに分かれます。
これは、返済の原資がどこから来るかによって異なります。
キャピタル型:物件の売却による利益を返済原資とする
インカム型:運用期間中の賃貸事業収益を返済原資とする
この特徴のため、以下のような場合には元本が欠損する可能性があります。
(分かりやすさ重視のため、実際の説明を多少省略しています。詳細についてはFANTAS Funding公式サイト(広告リンク)を参照してください)
キャピタル型:物件売却時、想定していたよりも売却価格が下回った場合
インカム型:運用期間中、借主の退去などで賃貸事業収益が想定を下回った場合
元本欠損に対する対応策
これら元本が欠損する可能性に対して、FANTAS Fundingは以下のような措置を講じています。
FANTAS Fundingは不動産投資型クラウドファンディングのため、担保という考え方はありません。その代わりに投資家と同じ案件に対して、営業者であるFANTASが劣後出資をすることで投資家との利害を一致させています。
通常、FANTAS Fundingの劣後出資割合は20%。
これは上記のような事情で元本が欠損する恐れがある場合、その割合が20%までなら被害はFANTASのみが負い、投資家は損害を負わないことを意味します。
現在の不動産市況で、3ヶ月~1年程度で20%の価値下落が起こる確率はそれほど高くなく、投資には一定の安全性があるものと考えています。
もちろんそうは言っても投資に絶対はありませんので、分散投資は必須であることは言うまでもありません。
FANTAS Fundingの会員登録方法については、下記の記事もご覧下さい。