SBIソーシャルレンディング(SBI SL)から新しいファンドが登場します。
内容の紹介です。
<目次>
コーポラティブハウスローンファンドの紹介
来週月曜日(12/17)から登場のファンドは、「SBISLコーポラティブハウスローンファンド21号」です。
予定利率:4%
運用期間:28ヶ月
募集金額:1億1,200万円
担保:取得予定の事業用地に対する抵当権 評価額1億5,960万円
LTV:70%(後述)
久々登場のコーポラティブファンド。コーポラティブハウスという、「入居希望者が結成する建設組合」に対しての貸付を行うものです。
建築前の段階では銀行融資が下りにくい(下りない?)ので、建物が竣工して住宅ローンが下りるまでのつなぎ融資になります。
銀行融資でカバーできないところに貸し付ける、ソーシャルレンディングの正しい姿でしょう。
案件紹介
貸付の仕組みはシンプルで、上記の通り「建設組合に、銀行融資までのつなぎ資金を貸し付ける」というもの。
建設組合は個人となりますので、個人情報保護のため実名化は行われません。
担保は事業用地。LTVは計算上70%ですが、この評価額は「取引事例比較法により算出した土地価格に100分の70を乗じ、早期売却を想定した担保処分価値を算定しています」という説明からすると、実際の評価額よりも少なく見積もられているようです。
その分を補正するとLTVはだいたい50%。問題ない担保価値と言えるのではないでしょうか。
投資しない理由
ただ私は、今回の案件は見送ります。案件に問題があるというわけではありません。理由は下記の通りです。
・激戦必至
4%、28ヶ月という運用期間が投資家にどう判断されるかという問題はありますが、おそらくSBI SLの信頼性が上回ると思います。
となると、1億円少しの募集金額は一瞬で蒸発するでしょう。激戦必至なので見送ることにします。
・単純な資金不足
主な理由はこちらです。
SBI SLからの償還は同日12/17に行われますが、それがどのくらいの金額かは分かりません。
FANTAS funding(広告リンク)にも100万円の振込を行わなければならないので、激戦区に突撃することもないかと考えました。
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