クラウドファンディングにおいて事業者の信頼性が重要視される中、上場会社の信頼性はやはり別格です。
東証一部上場会社の「穴吹興産」が運営する不動産投資型クラウドファンディング「Jointoα(ジョイントアルファ)」から新しい案件が登場しましたので、内容を紹介します。
<目次>
新案件
今回登場した案件は2つ、いずれも来年に募集開始となる予定です。
穴吹興産が運営する「ジョイントアルファ」(広告リンク)
・第6号「アルファアセットファンド京都祇園 第2回」
予定利率:3.8%
運用期間:不明(前回同様なら6ヶ月)
募集総額:不明(前回同様なら2,170万円)
こちらは、ジョイントアルファ最初の案件の「アルファアセットファンド京都祇園 第1回」の継続案件と思われます。
そのため、運用期間と募集総額は前回同様なら6ヶ月、2,170万円となるはずです。
・第7号「アルファアセットファンド豊洲タワー2」
予定利率:3.4%
運用期間:不明(前回同様なら12ヶ月)
募集総額:不明(前回同様なら4,000万円台)
第7号の案件は、第5号案件と同じ豊洲タワーですが、別の部屋とのこと。
そのため、運用期間と募集総額については前回案件は参考程度になります。
また、いずれの案件も最低投資額は10万円、最大は100万円となります。
投資は検討中
今回の案件、私は投資するかどうかまだ決めていません。
ただそれは、案件に問題があるという理由ではありません。おそらく案件の信頼性、安全性は既存の不動産クラウドファンディングの中でもトップレベルに高いと考えています。
にも関わらず投資を決めていない理由は、主に二つ。
・資金回転が未確定
案件の募集開始は1/15、3/16とかなり先の話です。
現時点でその時の資金回転がどうなっているか不明ですので、「資金が余っていれば投資を検討する」くらいに考えています。
・激戦必至
これが最大の理由です。
以前の案件に参戦したことがありますが、サーバの重さはかなりのものでした(10分以上応答しないなど)。
競争が激しいのは人気の証拠なので構わないのですが、サーバについては改善を期待します。
劣後出資について
不動産投資型クラウドファンディング(CF)における重要な仕組み、「劣後出資」について紹介します。
不動産投資型CFは融資型CFとは異なり、貸付ではないので担保が存在しません。
その代わり、投資家の利益を保護するためにあるのが劣後出資です。
不動産投資型CFにおける投資家の出資は「優先出資」となり、その名前の通り優先的に返済されます。
不動産価値が減じることがあれば、その損害はまず最初に営業者が被ることになりますので、営業者としては優良な不動産で案件を組成する理由になるわけです。
(追記すれば、投資家にダメージがあれば一部上場企業としての看板に傷が付くことになり、金銭以上の損害が出ます)
ジョイントアルファの場合、劣後出資の割合は30%。
これは、30%までの不動産価値の減少なら投資元本の欠損は起こらないことを意味します。
劣後出資割合は事業者ごとに異なりますが、30%というのは私の知る限り同種事業者の中では最大で、それだけ安全性が担保されていると言えると思います。
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