貸付投資のFunds(ファンズ)の話題です。
これまでFundsの運営母体は、ソーシャルレンディングに関するメディアを運営していた「クラウドポート社」でした。
その名前が変更になったことと、この1年の成果の紹介です。
<目次>
クラウドポートからファンズへ
まずは社名の変更。
クラウドポート社は1/23付けで、社名を「ファンズ株式会社」に変更することになりました。
Fundsが貸付投資のサービスを開始する前から知っていた身としては、「クラウドポート」と聞くとどうしてもソーシャルレンディング情報を扱うメディアの方を思い浮かべてしまうので、違和感がやっと解消されたという気分です。
corp.funds.jp
「未来の不安に、まだない答えを。」良い言葉だと思います。
ですからファンズ社には是非とも、その後の言葉「私たちは資産運用を一部の限られた人のものから、すべての人のものへと開放します。」についても、将来的には実現をお願いしたいと思います。
現状では募集されるファンドのほとんどが蒸発しており、意味は違えども「一部の限られた人」しか投資できない状況となっていますので。
上場企業9社が参画
今回の社名変更に合わせて、Fundsはこの1年間の実績を発表しています。
最初の1年としては、めざましい実績を上げていると思います。
9社もの上場企業が参画しているのは、他の事業者ではなかなかありません。
これには、Fundsでの投資を通じて個人と企業が同じ価値観や理想を共有し、ファンになってもらおうというコンセプトが一役買っているのだと思います。
上場企業は、クラウドファンディングで資金を融通する必要性は高くありません。
Fundsの場合、単なる融資ではなく潜在顧客を増やす目的があるために上場企業も集まりますし、また案件を無事に償還する必要があります。つまり投資家にとっても安全性の高い仕組みと言えるわけです。
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投資額とサキドリ試食会
Fundsの投資家一人あたり投資額は22万円。
投資家一人あたりの投資額を公開しているサービスはあまりないので、評価がしにくいところです。
データを公開しているSBIソーシャルレンディングの場合は50万円/人というところで、Fundsとの歴史の違いやFundsが1円から投資できる(=平均額が低くなりがち)ことを考えると、悪くない値と言えるのではないでしょうか。
これは私も投資したかったのですが、大阪王将の案件では優待が付いていました。
特別割引券やサキドリ試食会への招待で、特に試食会についてはWBS(ワールド・ビジネス・サテライト)でも取り上げられたことがあり、かなりFundsの知名度を上げることにつながったのではないでしょうか。
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2年目も楽しみです
Fundsではユーザインタフェースやシステムの刷新も、積極的に行われています。
1年目は抽選+先着と2回チャンスがあるファンドの登場がありました。さて、2年目はどんな改良があるのでしょうか。
Fundsの案件としての最大の実績が上場企業の参画なら、会社としての最大の実績はこれだと思います。
各種ピッチコンテストでの入賞は会社としてのファンズ社の認知度と評判を高め、優良な提携の機会を広げます。
さてこうなると、次は(気が早いかもしれませんが)TVCMでしょうか。
2年目のFundsに引き続き期待です。
fanblogs.jp
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