今回は株式投資型クラウドファンディングの話題です。
Web上で投資家から資金を集め、ベンチャー、スタートアップと呼ばれる企業に投資する商品で、投資先が首尾良く上場や買収されることになれば大きな利益が期待できます。
(もちろんその分、リスクは大きいですが)
ベンチャーやスタートアップへの投資に興味のある方だけではなく、新しいビジネスを肌で感じたい方も記事を読んでみてください。
株式投資型クラウドファンディング「ならでは」の利用法も紹介します。
<目次>
SBIの株式投資型クラウドファンディング
まずは「新しい事業者」の紹介です。
ある意味、株式投資型の大本命になるかもしれない事業者です。
少し前の話になりますが、大手金融のSBIグループ、SBI CapitalBase株式会社が株式投資型に参入しました。
サービス名は「GEMSEE」です。
これまでの株式投資型のプレイヤーは、事業者そのものがあまり大きくありませんでした。
そこに大手のSBIグループが乗り込んできたということは、株式投資型クラウドファンディングの将来を占う意味でも、良い試金石になるのではないかと思います。
GEMSEEの初回案件
SBIグループが手がける株式投資型クラウドファンディング「GEMSEE」の初案件は、近日中に登場予定です。
投資対象は「株式会社One Terrace」。
外国人の就業や留学に関するトラブルを解決するため、採用支援、ビザ申請・管理などを一貫支援するサービスを提供する会社です。
gemsee.jp
増加する外国人労働者とともに、この分野のパイは拡大を続けています。
GEMSEE初回案件は近日募集開始。現在、GEMSEEのサイトでは会員登録の受付中です。
もう一つの気になる事業者
SBI以外にもう一つ気になるプレイヤーとしては、「ユニコーン」が挙げられます。
こちらもあまり大きな事業者ではありませんでしたが、フィンテック化支援やフィンテックプラットフォームを運営する「ZUU株式会社」と資本提携を発表したことで、状況が大きく変わりました。
zuu.co.jp
こちらもこれからの展開に期待です。
ユニコーン(広告リンク)
FUNDINNOの新案件は「ゆるーい五人組」?
もう一つの話題は、「新しい案件」。
これを募集しているのは、日本最大級の株式投資型クラウドファンディング「FUNDINNO」です。
投資対象は、ソニーから生まれたベンチャー企業「エーテンラボ」。
サービスは、「5人1組の習慣化アプリ」で生活習慣を改善するという取り組みです。
自分を含めた匿名の5人が1組になってゆるくつながり、相互監視を行うことで健康習慣を改善していこうとするサービスで、今後の高齢化社会と医療費の増大に対する一石となるでしょう。
5人1組と聞くとどうしても「五人組」を思い出してしまいますが、こちらは匿名のゆるーい五人組。
ゲーム感覚で健康な毎日を習慣化できるアプリということで、私も使ってみたくなりました。
FUNDINNO(広告リンク)