不動産投資型クラウドファンディング「FANTAS funding」の話題です。
実は私、FANTASには長い間投資をしていませんでした。
それは案件に問題があったわけではなく、単に「タイミングが合わなかった」という理由です。
なぜか募集タイミングで手元資金がなく・・・という状況が、長く続いていました。
今回はそんなFANTAS fundingから、初償還を受け取ったという話題です。
どういう手続きになるのかを紹介します。
<目次>
償還翌月の初めにメール
今回償還になったのは、「FANTAS check (中古不動産流通)PJ 第35号」です。
物件の運用期間は2020年1月末まで。
その翌月、2/3に以下の内容のメールが来ました。
この時点で案件が無事運用終了となり、償還されることが確定しました。
ご出資いただいたファンドにつきまして、下記のとおり分配金が確定いたしました。
分配金確定内容
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ファンド名:FANTAS check (中古不動産流通)PJ 第35号
支払額 :6,704円
内訳
分配金 :8,424円
源泉所得税:1,720円
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支払額は、分配金から源泉所得税を差し引いた金額となります。
お支払いは、今月20日(土日・祝日の場合は翌営業日)までに、ご登録いただいている金融機関口座に
入金される予定です。
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2/20に振り込み、計算上と実際の利息は?
実際の振り込みは、予告通り2/20に行われました。
2/20には同様にメールがあり、いくらの振り込みが行われたのかが明記されています。
今回は利率5%、運用期間123日の案件に50万円を投資しました。
計算上の利息は、500,000×0.05×(123/265)×0.7958=¥6,704 であり、ぴったりだったことが分かります。
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今回分かった重要なこと
さて、始めての償還があって分かった重要なこと。
それは、FANTAS fundingの「表に出てこない」資金拘束期間です。
「FANTAS check (中古不動産流通)PJ 第35号」は、以下のようなスケジュールで募集~償還が行われました。
①募集期間:9/2~9/6
②運用開始:10/1
③運用終了:1/31(123日間)
④償還完了:2/20
このうち、金利が発生するのは②~③の間のみ。
①~②と③~④の間は、投資していても利息が発生しない資金拘束期間になります。
FANTAS fundingの場合は、①~②と③~④で少なくとも1ヶ月程度は資金拘束期間が発生するようです。
このことからFANTASでは、短期案件ほど実質利回りが少なくなる影響が大きいと言えるでしょう。
FANTASの案件に投資する際には、こういう問題についても注意しておくことが必要だと思います。