「FUELオンラインファンド」とその第1号サービス「CRE Funding」の話題です。
これまでの同種事業者とは異なる特徴を持ったFUEL(フエル)が、第1号サービス情報を公開し本格始動。
個人的に楽しみな事業者ですので、私も登録を検討しようと考えています。
<目次>
FUELオンラインファンドの特徴
FUELオンラインファンドの大きな特徴は、FUELがいわば「プラットフォーム提供者」であることだと思います。
クラウドファンディングにおいて、プラットフォームを提供する募集者自身が事業を行うことはリスクを伴います。
プラットフォームの運営が問題なくとも、その事業でコケることがあるからです。
また、その事業がクラウドファンディングと重なる場合、事業者と投資家の利害が対立してしまうこともあり得ます。
このような問題を回避するためには、プラットフォーム提供者が提供のみに特化することが必要です。
さらにFUELオンラインファンドでは、事業者ごとにプラットフォームを分ける仕組みを取っています。
それぞれの事業者ごとにカスタマイズもしやすいですし、良い方法ではないでしょうか。
FUEL最初の案件は、一部上場の「CREグループ」
そのFUELの最初の案件は、東証一部上場「CREグループ」のサービス「CRE Funding」です。
CRE Fundingで主に扱うのは、「物流不動産」。
物流事業を行うために必要な施設、倉庫や物流センターがこれにあたります。
今後も国内における物流は活発に行われることは確実で、将来性のある事業と言えるでしょう。
これまで不動産担保や不動産に投資するクラウドファンディング案件においても、物流不動産はそれほど数がありませんでした。
案件の分散にはもってこいの、個人的に魅力的な案件だと思います。
「CRE物流ファンド1号厚木愛川」の紹介
そのCRE Fundingの第1号案件「CRE物流ファンド1号厚木愛川」はすでに募集開始され、ほぼ瞬間蒸発しました。
神奈川県愛川町にある、物流倉庫の取得費用に充当する計画になっています。
・CRE物流ファンド1号厚木愛川
予定利率:3%
運用期間:12ヶ月
募集総額:1,000万円
投資可能金額:2万円~(資金は事前入金)
担保:無し、CRE社保証付き
案件の詳細
今回出資する対象は、メザニンローン部分となります。
事業者のCREアライアンスがシニアローンとメザニンローンに出資、このうちメザニンローンの一部が投資家の出資対象。
さらに弁済順位が劣後するエクイティ部分は、CRE社自身が出資しています。
実質的にはCREアライアンスと同順位に出資することになり、さらにCRE社保証まで付いていますので、元本が損害を受ける可能性は低いものと判断します。
私は最近色々バタバタしていて会員登録できなかったのですが、この案件を見る限り安心しました。
さっそく会員登録をして、次の案件に備えたいと思います。