融資型クラウドファンディング「CAMPFIRE Owners」の話題です。
新型コロナウイルスの感染症拡大によって、もっとも影響を受けるのは旅館業や飲食業、イベント事業者。
こういった法人を支援するため、CAMPFIRE Ownersが動き始めました。
<目次>
CAMPFIREとCAMPFIRE Owners
購入型・ファンド型の「CAMPFIRE」と言えば、日本では有名なクラウドファンディングサービス。
そのCAMPFIREが手がけた融資型のクラウドファンディングサービスが、「CAMPFIRE Owners」になります。
もともとが融資型ではないCAMPFIREが始めたサービスだけあって、CAMPFIRE Ownersもただ融資をするのではなく、事業者と投資家の思いをつなぐ「応援型」とも呼べる側面を持っています。
だからこそ、今回の新型コロナウィルスの広がりのために支援に動くのも納得。
私は事業者ではないのですが、せめて記事で応援、案件があれば投資で応援していきたいと思います。
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優遇金利での資金繰り支援
CAMPFIRE Ownersの支援の内容は二つ。
・CAMPFIRE Ownersを優遇金利で利用できることによる、資金繰り支援
・CAMPFIRE Ownersの借入基準を満たさない場合でも、CAMPFIREによる優遇金利でのプロパー融資(保証等がない、CAMPFIREが直接融資実行するもの)を受けられる可能性の提示
対象は、新型コロナウイルスによる売上減少の影響がある旅館業、飲食業、イベントの中止を発表したイベント事業者などの法人。
3/13まで受け付けを行い、その後個別に審査を実施する予定とのことです。
詳細は下記リンクをごらん下さい。
prtimes.jp
大きな支援と小さな支援
今回の新型コロナウィルス対策支援は、2/29に発表し3/13が〆切。
もしかすると第二弾があるのかもしれませんが、かなりのスピード感のある事業です。
国や地方自治体は図体が大きく、またこの国は法治国家であるために法律を超えることができません。
国や自治体の「大きな支援」が届くまでには時間がかかるわけで、その合間をクラウドファンディングのような「小さな支援」で補っていく、というのは良い考え方だと思います。
まさにそれこそ、CAMPFIREの標榜する「1人でも・1円でも多くお金がなめらかに流通する世界」ではないかと、私は思います。
(追記)NHKに取り上げられました
今回の資金繰りを応援する取り組みは、NHKでも取り上げられました。
www3.nhk.or.jp
すでに100件を超える申し込み委があるとのことで、近いうちにCAMPFIRE Ownersで案件募集が始まるのではないでしょうか。
コロナウィルスのような日本全体に渡る問題に対し、支援の動きがあるのなら、私は投資家としてそれを応援していきたいと思います。
もちろん中身を見ての話にはなりますが、私も資金の一部を残して、こちらへの投資を検討していきます。