融資型クラウドファンディング「LCレンディング」の話題です。
私のLCレンディングでの投資が終了することになりました。
最終的な通算結果を紹介します。
<目次>
LCレンディング終了の背景
LCレンディングは以前、LCホールディングス(現グロームホールディングス)の扱っていた商業施設、物流施設、メディカル案件などを募集していました。
まず強調しておきたいことは、LCレンディングの案件そのものには問題はなかったということです。
後で紹介しますが、私が投資していた案件の貸し倒れ及び遅延はゼロ。LCレンディング全ての案件を見てもゼロだと思います。
にも関わらずサービスが終了になってしまったのは、大家であるmaneoの起こした問題のとばっちりを受けたためです。
できればLCレンディングにはどこかのプラットフォームに移って、利率が少なくとも良いので案件の募集を続けて欲しかったのですが、どうやらそれもなさそうです。
maneoのとばっちりで資金繰りが一時おかしくなりGC注記まで出したのでは、当たり前と言えますが。
(*GC注記:継続企業の前提に重大な疑義がある場合の注記。平たく言えば「会社潰れるかも」という意味)
(↓参考記事)
fanblogs.jp
現在の投資状況
私は現在、LCレンディングに約80万円の資金が残っています。
投資している案件が3/10に全て終了し、償還されることが確定しました(案件終了メールが届きました)。
現在の投資状況は以下の通り。
3/10で、私のLCレンディングへの投資は終了することになります。
最終の累積結果
LCレンディングへの投資は、以下の結果となりました。
・投資開始:2015年7月頃
・最大投資金額:約1,020万円
・通算利益:約143万円
・遅延、貸し倒れ:無し
LCレンディングの経営母体は上場会社であり、maneoの問題が起きたとしても自前でファンドを終了させる余力があったため、遅延、貸し倒れ無く終わることができたという側面があるかもしれません。
(同様の例はTATERUで、会社全体が傾くような不祥事があっても全案件は無事償還されました)
今後、融資型クラウドファンディングについては上場会社、もしくはそれに準じる信頼性がある会社が運営することが当たり前になってくる可能性があると思います。お金を貸し付けるという行為は、それだけの信頼を要することではないでしょうか。
LCレンディングへの投資では年利5~6%を平均して出せていたので、投資終了することは残念でなりません。
この分の資金については、他の事業者へ回して投資を続けていきたいと思います。
LCレンディングとFUELのつながり
今回の記事を書くにあたり、以前のブログ記事を読み直していて気付きました。
去年、LCレンディングとFUELのつながりについて記事にしていたことがありました。
FUELオンラインファンドは、個人的に注目している事業者の一つ。
LCレンディングとのつながりについては、下記の記事をごらん下さい。
fanblogs.jp
www.sallowsl.com