私の投資しているmaneo及びトラストレンディングの案件について、進捗がありましたので記事にします。
(これ以外にもお知らせは来ていますが、進捗があったもののみ取り上げます)
特にトラストレンディングについては、係争中の案件の勝訴が確定したとのことで、大きな前進だと思います。
<目次>
maneo 川崎市案件は裁判決着の見込み、ですが・・・
最初はある意味もっとも曰く付きのmaneo、川崎市案件です。
対象の案件はこれ。
www.maneo.jp
川崎市にある土地建物を担保とする案件ですが、フタを開けてみれば物件は閉鎖された病院。
駅からも遠い山奥の地で、16億の資産価値はとういていありません。
この一件についてはmaneoも、ある側面だけを切り出せば被害者と言えるかもしれません(とある上場会社がこの土地を巡って色々画策し、最後にはmaneoが押しつけられた)。
もっとも、そうは言っても担保を少しでも評価すれば分かったわけで、それでmaneoの責任が免じられることはないですが。
この案件、貸付先の不動産事業者CU社に対して貸金返還請求訴訟が提起されており、口頭弁論が開かれましたが相手方は不出廷。答弁書の提出も無し。
要は逃げたわけです。
裁判にはこれで勝利することは確定でしょうが、かと言ってすでにCU社に資産は残っていないでしょう。
勝訴はしたものの前進はせず、という状態だと思います。
maneo 京都市案件はうまくいけば数ヶ月以内に決着
次は少し明るいニュースです。
maneoの京都市案件について、担保となっている土地建物の競売期日が確定しました。
入札は4/9~4/16、開札は4/23です。
www.maneo.jp
担保は2箇所あり、そのうちの第2順位だった方の案件はすでに競売が成立し、全額が返済されました。
今回の競売が首尾良く終われば、この案件は何とかクリアということになるかもしれません。
BIT(不動産競売物件情報サイト)を見てみたのですが、まだ情報はありませんでした。
何か分かれば、また記事にしたいと思います。
トラストレンディングは勝訴、こちらは担保有り
トラストレンディングからは、良いニュースがありました。
遅延が起きているうち、「除染事業ファンド」及び「公共コンサルファンド」については、提訴していた訴訟において勝訴が確定。
貸付金の返還及び遅延損害金の支払いを命じる判決となっています。
貸付先は控訴せず、これで裁判は終結しました。
www.trust-lending.net
普通ならこの状態、無い袖は振れぬと相手が逃げて終わりになってしまう恐れがあるのですが、追加担保として不動産物件への抵当権が設定されています。
そのためこの不動産の処分が決まれば、いくらかの元本は返還される期待が持てます。
クラウドリースは自己破産?
そして最後には、クラウドリースから気になる情報が。
クラウドリースが自己破産を検討している、という記事がありました。下記、けにごろう氏のブログのリンクです。
kennygorou931.blog84.fc2.com
maneoマーケットから破産を申立されてかなりバチバチに争っていたクラウドリースですが、ここに来て方針転換したということでしょうか。
www.sallowsl.com
もっとも、破産申立を自ら行ったということは、もはやクラウドリースに資金は残っていないと見るべきです。
自己破産もしくは破産申立によりクラウドリースの貸付債権がmaneoマーケットに移り、パルティール社主導の下で強力に回収活動を進められれば良いのですが、さてどうなるか。
こちらも動きがあれば、記事で紹介していきます。