融資型のクラウドファンディング、クラウドクレジットの話題です。
先日クラウドクレジットは、カメルーン案件でかなり大規模な元本の損害予想を出しました。
さすがにインパクトは大きかったようで、当ブログの記事も多くアクセスされましたし、色々な意見も飛び交いました。
今回の話題は、その続編にあたるものです。
<目次>
カメルーン案件について
クラウドクレジットのカメルーン案件は、同国で貸付を行っていた多くのファンドにおいて遅延、貸し倒れが発生することで開始。
それだけであれば、外国への融資案件におけるリスクが顕在化したものとして納得もできたでしょうが、もう一つの問題が発生したことで大きな驚きとなりました。
それは、現地エージェントのOvamba社が想定よりも多額の回収費用を請求てきた、というものです。
www.sallowsl.com
これについてクラウドクレジットには質問を投げかけ、回答を得ました。
今後の実際の活動を見ていかなければ最終的な判断は下せませんが、現状において回答内容はおおむね納得できるものでした。
www.sallowsl.com
管理体制の強化
クラウドクレジットは先日、ファンド募集に係る管理体制の強化を発表しました。
カメルーンの一件を受けてのものかどうかは分かりませんが、それが一因であることはまちがいないでしょう。
いかにリスクを説明していても、損が出れば投資家は離れるのが事実だからです。投資家離れを抑える方法はいくつかありますが、そのうちの一つは管理体制を適切に開示することです。
note.com
詳細は上記のnoteにありますが、「審査」「期中管理」「回収」「貸付契約」「その他」の合計5カテゴリに分け、合計13項目に関して管理体制の強化を行っているとのことです。
その中から気になったものを紹介していきます。
体制強化の内容をピックアップ
体制強化ですでに行われているものを除き、気になっているのは以下のような点です。
①格付け会社が用いる追加評価ポイントの検討
②企業価値の将来価値の推計による倒産確率や回収率の推計
③融資契約に義務違反時のペナルティと会計監査権、業務監査権の明示
①については、外国の中小企業に対してどこまで評価できるかという問題がありますが、もし可能であれば定量化された指標として投資家の参考になるでしょう。
②は正直、かなり難しいと思います。
情報が限られる中で、将来価値をどう算出するか。演算するためのモデル作成にかなり手間取りそうですが、もしこれが可能であればまさに「フィンテック」企業の面目躍如でしょうし、もしかすると他のビジネスへの応用も可能かもしれません。
最後に③は、おそらくカメルーンの一連の問題を受けての対応だと思います。
お金を扱う以上、誤った行為には厳しいペナルティがあってしかるべきですし、正しい姿だと思います。
そして一番気になるのは、これら管理体制の強化が、投資家に見える形で情報提供されるかどうかです。
①なら評価ポイントの実際の数値、②なら倒産確率や回収率、③なら実際の契約書の文面ですが、これらの情報提供の有る無しは信頼性に大きく関わるところだけに、ぜひ公開をお願いしたいと思います。
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子供のお小遣いレベルですが、塵も積もればなんとやら、です。