沖縄発の融資型クラウドファンディング、「Pocket Funding(ポケットファンディング)」の話題です。
今回は、私が実際に投資した案件の紹介です。
あまり他の事業者の案件では見られない、ユニークな資金用途でした。
<目次>
「沖縄南部ファンド28号」への投資
今回投資した「沖縄南部ファンド28号」は、募集総額1,300万円。
ポケットファンディングは数百万円~数千万円の案件を主に募集しているので、標準的だと思います。
・沖縄南部ファンド28号
予定利率:3.0~7.0%
運用期間:5~12ヶ月
募集総額:1,300万円
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預かり金口座に滞留していた資金、24.3万円を投資しました。
下の画像の真ん中が私の投資分です。
見た目は一つ、実際は2案件
今回の案件は予定金利が3.0~7.0%、運用期間が5~12ヶ月とかなりの開きがあります。
これは中身を見てみると分かるのですが、見た目は一つであっても実際は2つの案件からできているからです。
そして今回、第1案件はごく一般的なものでしたが、第2案件がなかなかユニークでした。
・案件1:予定利率7.0%、運用期間12ヶ月、募集総額1,000万円
事業運転資金、南城市の土地建物担保、LTV51%
・案件2:予定利率3.0%、運用期間5ヶ月、募集総額300万円
相続登記に関わる資金等、浦添市の軍用地担保、LTV10%
融資型クラウドファンディングでは通常、法人や個人事業主が事業資や仕入れ資金を調達することが多いのですが、案件2は相続登記に関わる資金。
しかも、軍用地担保でLTV10%という破格の条件でした。
この条件なら銀行融資でも受けられるように思いますが、5ヶ月と短期のつなぎ資金であることからクラウドファンディングを用いることにしたのかもしれません。
(相続は突然発生するものですし、銀行融資では間に合わないということなのかもしれません)
ポケットファンディングの特徴
ポケットファンディングは沖縄発の融資型クラウドファンディング事業者で、沖縄の案件を中心に募集が行われています。
とは言えそれだけでは絶対数が少ないので、去年あたりからは他県(首都圏)の案件も扱い始めました。
これまでのところ、全ての案件で遅延、貸し倒れはありません。
・常時案件があるわけではない
・匿名化案件が多い(沖縄という狭い社会の中なのも原因でしょう)
という問題点はありますが、沖縄ならではの軍用地案件も魅力ですし、これからも投資を継続していきたい事業者の一つです。
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