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【リライト】実はゆるくない、私の考える「ゆるリタイア」の紹介



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私の考える「ゆるリタイア」の紹介です。
グーグル先生によると、まだこの言葉は一般的ではない様子でちょっと安心しています。

ゆるリタイアは、「ゆるくリタイアを目指す」という意味ではありません。
「ゆるいリタイア(精神的リタイア)を目指す」、という意味ですので、そこに至る道はあまりゆるくありません。どういうことかを紹介します。


<目次>

 
 

以前はアーリーリタイア志望でした

 
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私は現在、とある上場製造業に勤めています。
仕事内容は一言で言えば「何でも屋」です。

会社の方針、制度、文化については不満もありますし、それはないんじゃないのと首を傾げたくなるところもありますが、そもそも会社と従業員はオトモダチの関係ではありませんので、多少の不満はあるのが当然だと思います。

また、仕事の内容には別に不満はありません。
不満を持つようなら何でも屋なんてできません。


私はとある事情により、最初はアーリーリタイアを志していました。
そこから何をどう考えて「ゆるリタイア」に至ったのか、簡単に紹介したいと思います。
 
 

漠然とした不安から逃れる方法

アーリーリタイアを志した時、一番最初に湧き上がる心配は「本当にできるのか?」というものでした。
おそらく、リタイアを考えた人は同じだと思います。

ところが、この類の心配はとても厄介なものです。

なぜなら、不安の対象が漠然としすぎているからです。
漠然とした不安は根本の原因が分からず、対策を打つこともできない。したがって晴れることがないからです。


漠然とした不安から逃れるために、私は何が分からないかを分かろうとしました。

アーリーリタイアをする際の心配というのは、つまるところお金の心配です。
(アーリーリタイアをした後の心配は、それはそれで趣味だったり暮らし方だったりと色々出てくるでしょうが)


お金の心配を晴らそうと思うなら、まず必要なのは現状把握です。
なので、人生と資金の計画(マネーライフプラン)の作成を考えました。

そうすると、収入と支出、税制や保険料、利用できる制度など分からないことが色々と出てきました。
これで、「何が分からないか分からない」という状態は解決したことになります。


後は収入と支出の状況、税制や保険料の仕組み、利用できる仕組みなどを一つ一つ調べていくことで、マネーライフプランを作ったわけです。
漠然とした不安が晴れる様は、ジグゾーパズルのピースをはめるような感覚で、だんだんと楽しくなっていった覚えがあります。
 
 

会社は自分のためのツール

 
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マネーライフプランを作成すれば、次に考えるのはリタイアのための収支と財務状況の改善です。

その際に利用したのは、ビジネスの世界では有名な「ロジカル・シンキング」+「問題解決」の考え方です。

この考え方は世界共通、ビジネスだけではなく一般の生活や生き方を考える上で有効に活用できるもので、学ぶ価値はあると思います。
気になった方は検索をどうぞ。私ももしかすると、そのうちまとめてみるかもしれません。


また、ロジカル・シンキングなどの考え方は、マネーライフプランのみならず働き方にも適用しました。

職場での立場をどうすれば自分にとって一番有利かを考え、その状況に近づけるように行動したわけです。
戦略的に働く、と言い換えられるかもしれません。少し乱暴な言い方ですが、「会社は自分が幸せになるためのツール」と見なすことにしました。


紆余曲折はありましたが、結果として現状、かなり好ましい状況に自分を置くことができています。
 
 

名前を付けたい、リタイア意識が変化する現象

 
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もともと仕事については大きな不満は持っていなかった私ですが、会社の中で好ましい立場に自分を置くことができた後は、なおさら仕事について文句はなくなりました。

結果さえ出していれば、私の仕事はほぼ自分でやり方や進捗をコントロールでき、労務管理にも一定の裁量があります。
非管理職が持つ裁量としては、破格のものだと思います。


自分を取り巻く状況の変化により、リタイアの意識も変わりました。
「好ましい立場で仕事ができるなら、今すぐリタイアしなくてもいいじゃない」と思うようになったわけです。

アーリーリタイアを目指す行動が、結果としてリタイアする根本の意味を薄れさせてしまったというのは皮肉なものですが、人生こんなこともあるよねと思うことにしています。
(ところでリタイアを目指した結果リタイアの意味が薄れるというこの現象、何か名前が付かないものでしょうか?)
 
 

私の定義する「ゆるリタイア」

結果として、私は今でも会社にいます。
いつまでいるかは分かりません。

今の好ましい状況が続く限りは会社を辞める理由はありませんが、裏返して言えば好ましくない変化があればいつでも辞める用意はできているということです。
こうなってしまえば、私と会社は対等です。


私はこの状態を、「ゆるリタイア」と定義します。


表面上リタイアはしていませんが、気持ち的にはすでにリタイア済。
会社が好ましい状況である限りは「働いてやっている」くらいの心持ち。会社と対等になっている状態のことです。


ゆるリタイアという名前は付いていますが、その道のりは決してゆるくはありませんでした。
ずっと会社に居続ける選択をした方が楽だったのではないかと思う時もありますが、やってみてできてしまったものはしかたありません。

一つの会社に依存する時代が終わった今、誰しもが一度は「ゆるリタイア」を考えるべきではないかと思います。
例え結果としてリタイアができなくとも、そこで培った知識と経験は必ず役に立つこと請け合いです。


 
 



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