近日中に募集予定となっている案件を紹介します。
今回は沖縄発の事業者Pocket Funding(ポケットファンディング)です。沖縄の希少な物件が担保になっています。
最終判断としては、投資推奨。私も資金があれば投資していました。
興味がある方は、どうぞごらんください。
<目次>
「沖縄ファンド4号」が登場
Pocket Funding(ポケットファンディング)からは、「沖縄ファンド4号」が登場します。
・沖縄ファンド4号
募集開始:5/25 12:30~
予定利率:5.5%
運用期間:9~11ヶ月
募集総額:1.032万円
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案件は2つからなりますが、募集金額は1,000万円と32万円ですので、実質的には案件1が大部分を占めています。
案件1の内容を詳しく見ていきます。
「沖縄ファンド4号」物件詳細と位置の推定
「沖縄ファンド4号」は法人への事業運転資金として貸付が行われます。
担保となっている土地は、うるま市の観光名所「海中道路」付近の更地、約449坪とのこと。
海中道路は名前の通り海中に作られた道路・・・ではなく、与勝半島から島々へ向かう全長4.75kmの橋を指します。
海抜が低く、両側を海で囲まれてまるで海の中を走っているように見えることから付いた名前とのことでした。
当該担保物件は海中道路から車で5分程の閑静な住宅街に所在し、人気ビーチまでは徒歩10分圏内と自然環境に恵まれた立地にあります。また市街化区域に指定されており、徒歩圏内にコンビニ・保育園・幼稚園・小学校・市役所などの公官庁施設があり、車で10分圏内には大型ショッピングモールや飲食店街など生活の利便性も高い物件です。
という案件の紹介から考えて、物件の位置はおそらく海中道路の西端。
上記のGoogle Mapsで「うるま私立与那城小」と表示されている近辺ではないかと推定します。
リスクと投資判断
今回の物件ですが、リスクがないわけではありません。
一番の問題は、貸付先の財務状況だと思います。提出された資料によると貸付先は純資産マイナス、当期純利益マイナスになっており、このリスクは無視できません。
しかし一方で、販売予定の4区画中2区画は買付証明(購入の意思を仲介業者や売り主に伝えるもので、法的拘束力はないが信義則の問題はある)が入っているとのことで、高確率で制約には繋がると思われます。
またポケットファンディングの案件はLTVが堅めのものが多いのですが、この案件もLTVは35%とかなり堅め。
貸付先の財務状況が多少悪かろうが、担保を処分すれば元本が返ってくる可能性はかなり高いため、担保の堅さを評価して投資するという判断で良いのではないか、と思います。
私も資金があれば参加していましたが、今回は別に投資するものがあるので見送りです。