株式投資型クラウドファンディング「ユニコーン」の話題です。
少し前に話題になっていたのですが、足下の状況から募集が延期となっていた案件が再登場しました。
IoT(Internet of Things)のプラットフォームを提供する会社が、6/2 18:00から株式投資型クラウドファンディングで資金を募集します。
*株式投資型クラウドファンディングは非上場株式への投資になり、換金性が著しく乏しいなど不確実性の高い投資です。必ず案件情報を確認し、投資を判断してください。
<目次>
今さら聞けない、簡単なIoTの解説
まず最初に、IoTに関する簡単な説明から。
IoT(Internet of Things)、「モノのインターネット」とも呼ばれるキーワードは、これまでインターネットを利用する主体だったヒトから、全てのモノがネットに接続する状態を指します。
モノ(家電や産業機械、カメラなど)がインターネットに接続されることで、
・モノを遠隔操作する
・モノの状態を遠隔で監視する
・モノ同士が通信してデータを送受信する
といったことができるようになります。
(https://mono-wireless.com/jp/tech/Internet_of_Things.html より引用)
この技術は例えば、自動車分野におけるコネクテッドカー(ネット接続した車)による最適ルート検索や渋滞回避、ドローンを使った無人輸送システム、ハウス栽培における温湿度の自動管理など、様々な場所に利用することができます。
総合IoTプラットフォーム「Palette IoT」
このようなIoT技術が最大限の効果を生むためには、「誰でも使える」ということがとても大切になります。
実際、一部の最先端を除き、多くの企業ではIoTの重要性やIoTがもたらす利益は分かっていながら、費用や時間がかかりすぎること、そしてIoT実現の手段が乏しいために、ほとんど手が付けられていない現状があります。
これを解決するのが、今回資金を募集する「株式会社momo」の「Palette IoT」。
IoTの全要素(センサ&通信技術、ハードウェア、データベース、データ解析、ユーザインタフェース)をまとめて提供する、誰もが気軽に使えるための総合IoTプラットフォームです。
募集開始は6/2 18:00~。会員登録は下記リンクから行えます。
案件情報はこちらから → 【ユニコーン 公式サイト】
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どんなケースで使えるのか?
例えば、IoTにおける「感覚器」となるセンサを見てみましょう。
「Palette IoT」が対応しているセンサは40種。例えば以下のようなセンサがあり、これらを使ってセンサは世界を「視える化」することができます。
これらのセンサからのデータ送受信、そして情報をクラウドに保管して解析、利用することにより、例えば以下のように
・(除雪判断)道路の積雪深さ測定
・(感染症対策)スタッフの体温や血中酸素濃度測定
といった遠隔測定や状態監視ができるようになります。
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非上場株式なのに、株主優待?
今回の案件の特徴の一つには、非上場株式にも関わらず株主優待があるということです。
Palette IoTは農業関係の課題解決にも利用できる関係で、毎年2月末日に株主名簿に記録されている株主を対象として、取引先の農家生産物を贈呈する予定となっています。
詳細は未定ですが、おそらく年1回のお楽しみ、ということではないでしょうか。
また、今回の案件に投資した人だけの限定特典として、投資金額に関わらずルワンダ産コーヒー豆300gがもらえるとのことです。
なぜルワンダ? と思ったのですが、momo社がルワンダで農業IoTを進めている関係で直輸入したとのことです。
株主優待は今回の案件の主要な部分ではありませんが、ちょっとした楽し。あれば少し嬉しいものです。
今後が楽しみなIoT市場の拡大
IoTの市場は、日本では2019年の7.2兆円から2024年には12.6兆円に、世界では2030年に400兆円を超えると言われています。
特に日本はIoTにおいては後進であり、市場のパイは多いでしょう。
今回のコロナ禍も、多くの産業分野で未来を加速させ、IoTを含めた効率化を進めていくきっかけになっていくと思われます。
その分業界内での競争も激しいと予想されますが、momo社の取り組みが評価されれば株式上場、あるいは大手に買収されて株式がEXITする可能性はあるのではないでしょうか。
ユニコーンでは「新規会員登録+投資」で、全員にもれなく3,000円のAmazonギフト券がもらえるキャンペーンが開催中。
会員登録の方法は、下記のページも参考にして下さい。