応援の気持ちを込めて、出資の代わりに物品やサービスを受け取るのが購入型クラウドファンディング。
代表的なクラウドファンディングのプラットフォームである、CAMPFIREの話題です。
その成長スピードは特筆ものです。
<目次>
単月22億円、累計200億円を達成
2020年4月、CAMPFIREではクラウドファンディングの単月流通額(出資が行われた金額)が22億円、累計の流通額で200億円を突破しました。
これは前月比で2倍以上、昨年同月比で4倍という大きな伸長率になります。
(さらに5月では、単月の流通額が38.9億円まで急成長しています)
クラウドファンディングが世の中に知れ渡ってきたというのも一因でしょうが、大きなきっかけはやはり新型コロナウィルスの感染拡大によるものでしょう。
飲食、宿泊、イベントなど幅広い影響が出る中、CAMPFIREはた「新型コロナウイルスサポートプログラム」を開始。
新型コロナで打撃を受けた事業者に対し、サービス手数料を0%にすることで支援を行っています。
こういったキャンペーンにより、事業者側の利用者は急増。
そして支援者側としても「身近な事業者を応援したい」という思いが強く、その二つが結びついた結果、単月22億円という大きな出資額になったのでしょう。
最初は92ヶ月、その後は14ヶ月
社会情勢の変化を受けてのクラウドファンディングの伸長は、数字に如実に表れています。
CAMPFIREが累計100億円を突破するまでの道のりは、サービス開始から92ヶ月。その後100億円→200億円の達成は14ヶ月となりました。
また、累計の支援者数も230万人を突破しています。
世界中が大変なことになっている現状、草の根レベルでの助け合い、資金融通が広まっていくのは、クラウドファンディング投資家として喜ばしいことと考えています。
公助は規模こそ大きいものの届かないところもあり、自助には限界があります。
だからこそ、これらを補完する「互助」としてのクラウドファンディングが必要なのだと感じています。
CAMPFIRE Ownersでのキャンペーン情報
CAMPFIREから登場した新しいサービスが、「融資型」クラウドファンディングの「CAMPFIRE Owners」。
購入型ではなく、事業者にお金を融資する形のクラウドファンディングです。
そのCAMPFIRE Ownersでは、おそらくサービス開始以降初のキャンペーンが開催されています。
【CAMPFIRE Owners 公式サイト】(広告リンク)
5/21~6/15の期間に投資した合計の投資額に応じて、Amazonギフト券がプレゼントされるというものです。
プレゼント対象になる最低投資額は15万円です。
これまでキャンペーンを行っていなかったCAMPFIRE Ownersですが、最初のキャンペーンはなかなか太っ腹だと思います。
投資金額の最大1%がキャッシュバックというのは、最近開催されたキャンペーンの中でも遜色ありません。
同種サービスの中ではどちらかというと地味なイメージがあるCAMPFIRE Ownersですが、案件はバラエティ豊かで特徴もあるだけに、これを機に人気が出てくることを期待したいと思います。
私も最初の投資をどれにしようかと、案件を物色中です。