株式投資型クラウドファンディング「ユニコーン」の話題です。
第4号から間を置かず、第5号の案件が登場。
今回は「迅速PCR検査体制」、「がんの”リスクを知る”技術・Noah」をコアとした予防医療のベンチャー企業です。
<目次>
案件の概略
今回、株式投資型のプラットフォーム「ユニコーン」で募集を予定しているのは、「プリベントサイエンス社」。
解決したい課題は、「病気になってから治す」から「病気になる前に見つける」へことへの変革。つまり、「治療」から「予防医療」へと医療を変えていくことです。
募集開始:6/16 18:00~ 予定
目標募集額:8,500万円(上限:9,700万円)
案件情報はこちらから → 【ユニコーン 公式サイト】
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予防医療とは
予防医療とはその名前の通り、健康と病気の間、なんとなく調子が悪いという「未病」の状態で医療を行うことにより、様々なメリットを生み出すというものです。
これまでの「病気になってから治療」をすることは、個人の医療コストの増大、QOL(Quality Of Life)の低下の問題を招くだけではなく、社会全体としても健康寿命の短縮や社会福祉コストの増加を招きます。
予防医療は個人や社会の負担を軽減する、新しい医療の形と考えます。
私ももうアラフォーですので、予防医療は人ごとどころかそろそろ本気で取り組まなければならない自分ごとです。
2つのコア技術
プリベントサイエンス社のコア技術は二つ。
・尿による簡単ながんリスク検査「Noah」
・PCR検査
プリベントサイエンス社のグループでは、日本唯一の会員制がん予防支援プラットフォーム「まも~る」を展開中。このサービスの一環として、簡単採尿リスク検査「Noah」があります。
この検査により「リスクが一定程度ある」と認められれば、「まも~る」のサービスによりがんドック受信サービスにつなげ、がんの早期発見につなげるというのが目的になります。
そしてもう一つは、新型コロナウィルスで一躍有名になった「PCR検査」。あまりに有名になりすぎて「新型コロナ=PCR」のような誤った風潮もありますが、かたや病原体、かたや医療技術と本来はベツモノ。
PCR(Polymerase Chain Reaction)は遺伝子増幅技術で、がんの遺伝子異常やウィルス感染が疑われる場合、ある特定の遺伝子だけを選択的に増やして検査をしやすくする技術です。
ビジネスモデルと投資家特典
プリベントサイエンス社のビジネスモデルは、がんの簡易検査「Noah」と、検査実施施設として登録されたPCR検査委託料(PCR検査は検査施設登録されないと行えない)の二本柱。
がんの早期発見と早期治療は今後の重要なテーマですし、新型コロナウィルスでPCR検査の認知度は大きく上がりました。
がん検査「Noah」に競合が皆無なこと、また「まも~る」のビジネスモデルなど特許網を抑えにかかっているところが、差別化と優位性になるでしょうか。
また、今回の投資には特典がついています。
特に①のコロナ抗体検査セットは、時期を捉えた面白い特典ではないでしょうか。
(抗体検査は感度の問題などがあり、結果が常に正しいわけではありませんが)
①コロナ抗体検査セットを5,000円で年4回まで提供
②「まも~る」初年度会費を半額に割引(スタンダードプラン約45,000円が半額)
まとめ:もう一つ重要なこと
このファンド、新型コロナウィルス関連で時期を捉えているという意味で、個人的には興味が湧いています。
今回は一般的な特徴と期待される内容について書いてみましたが、次回はもう少し調べた内容、リスクについても紹介してみたいと思います。
またもう一つ重要なこととして、「今回の投資は5万円から可能」。気軽に投資をしやすいと思います。
(だいたいこれまでは10万円~の投資でした)
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