貸付投資の「Funds」から、新たな案件が登場しました。
名前を「GranDuoファンド#2」。
失礼ながら、条件からは考えられないくらいの人気を集めているようで、その理由を考察してみました。
<目次>
案件の概略
今回のFundsから募集されるのは、マザーズ上場「フェイスネットワーク社」を借り手とするファンドです。
・「GranDuoファンド#2」
予定利率:2.2%
運用期間:11ヶ月
募集総額:2億円(抽選1億円、先着1億円)
担保無し、保証無し(後述)
すでに抽選で2倍以上!
全体で2億円が募集される中、
・1億円がまず抽選(募集中、~2020/6/16 10:00)
・もう1億円が先着(2020/6/19 19:00 〜)
となっています。
予定利率2.2%は通常、それほど人気が出るわけではありません。
担保無し、保証無しならなおのこと。
それでもこのファンドは、記事を書いている時点ですでに抽選枠の2倍以上の資金を集めています。
考えられる理由を紹介します。
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ポイントは上場会社+リコースローン
Fundsが募集する案件は、このファンド以外にもほとんどのファンドで熾烈な競争となります。
これまで満額集まらなかったファンドは、1つしかないくらいの人気です。
その最大の理由は、担保無し・保証無しでもなお安全を担保する仕組みにあります。
先に説明の通り、本案件の最終の貸付先はマザーズ上場の「フェイスネットワーク社」。
財務状況は下記のページを見てもらえれば分かりますが、安定的に成長し健全な利益を上げていると言えるでしょう。
その上で本案件では、保証無し、担保無しとは言え実質的にはフェイスネットワーク社に「リコースローン」で貸付を行っています。
リコースローンとは日本における個人の住宅ローンと同じ仕組みで、住宅を手放してもローンの残債が消えないように、今回のファンドも「GranDuo」事業を精算すれば貸付がなくなるわけではありません。
本ファンドでは、フェイスネットワーク社の全ての資産が返済原資になります。
そのため実質的には、フェイスネットワーク社がデフォルトしない限りは元本が保全されることになり、この安全性が評価されて人気が出ているものと思われます。
とは言え、財務情報の確認は必須です
と言っても、上場企業だから絶対大丈夫という保証はありません。
Fundsの案件に投資する場合には、会社の中身や財務状況をよく確認して投資することが重要なのは言うまでもありません。
私は現在、約700万円をFundsへ投資中。平均利回りは2.8%で、今のところ遅延・貸し倒れはありません。
Fundsの会員登録方法は、下記の記事をごらん下さい。