今回は遅延案件について。
maneo関係の遅延案件は残念ながら数多く、全てを追えない状況が続いていますので、自分に関わる案件を紹介していきます。
まだ新しい投資商品のソーシャルレンディング(貸付型クラウドファンディング)では、こういった問題も起きていました。
苦い経験ですが、投資はどこまで行っても自己責任。得もあれば損もあります。
<目次>
ほぼ進捗がない遅延案件
以下の案件については、ほぼ進捗がありません。
①CU社案件
競売手続き:2020年2月 特別売却でも不売(買い手無し)
訴訟手続き:2020年3月 貸金返還請求訴訟 勝訴判決確定
破産手続き:2020年4月 債権者破産申立済み(新型コロナウィルス防止のため、裁判所が業務縮小し遅延中)
②O社案件
貸付先による任意売却:継続中(新型コロナウィルス問題により遅延中)
競売手続き:2020年5月 申立済
(現状が長引くことに対する予防策としての競売手続き申し立て)
③EO社案件
貸付先による任意売却:継続中
競売手続き:2020年5月 申立済(裁判所手続き進行中)
進捗のあった遅延案件
一方で、以下の案件には進捗があります。
赤文字が、新しく進捗のあった内容となります。
①EH社案件
貸付先による任意売却:継続中
元本分割返済の和解案提示:投資家への不利益のため合意せず
EH社資産に対する強制執行:申立済
連帯保証人資産に対する強制執行:申立済
②CW社案件
競売手続き:2019年8月 物件2の配当金分配完了
2020年4月 物件1の競売改札、83,180,188円での落札(代金納付はコロナウィルス問題により遅延中)
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www.sallowsl.com
所感と遅延金額
最後のCW社案件、開札時期の運が悪すぎたの一言に尽きると思います。
新型コロナウィルス問題は競売業界にも影響を及ぼしており、全体的に競売の金額が安くなっている印象があります。
もしかしたら通常時なら、もう少し高く売れたかもしれません。
EO社の案件は新型コロナ拡大により観光影響を強く受けている京都市で、これも今後が気になります。
観光地経済が上向けばより高額で売却される可能性もあります。
maneoでの遅延金額は、現在のところ400万円(うち、ガイアファンディングのセレクト関連150万円)。
全てが吹き飛ぶことはないと思いますし、万が一吹き飛んでも確定申告により支払い済みの源泉所得税が戻ってくることになりますので、全損はありません。
遅延が起こるたびに、分散投資の重要性を痛感します。
損害については確定しだい、月例の投資成績報告に反映させて記事にしていきます。