不動産投資型クラウドファンディングから二題です。
新型コロナウィルスの感染拡大と、その抑止対策としての経済の一時的な縮小。
不動産投資型の案件も影響無しとは言えず、不動産投資型の案件募集はかなり絞られた感触があります。
そんな中で再稼働を期待する、いずれも東証一部上場会社の運営するサービスを紹介します。
<目次>
ここ2ファンドは集金が今一つでした
まずはbitREALTY(ビットリアルティ)。
不動産アセットマネジメントの最大手の一つケネディクスと、金融IT大手の野村総合研究所が組んで始めた不動産投資型クラウドファンディングサービスです。
運営母体の信頼性は最高レベルだと思うのですが、いかんせんその分図体が大きく小回りが効かない印象があります。
実際、ここ最近の案件は集まった金額が少なく、ファンドが不成立になっていました。
資金が集まらなかった理由は簡単。同じ不動産にかかるファンドを募集しすぎです。
この「レム六本木」ファンド、六本木の目の前という超が付くほどの好立地であり案件は堅いと思うのですが、それにしても同じファンドでは分散ができないので集まる資金が限定されるのは当然でしょう。
bitREALTYから次回ファンドの予告
6/22にbitREALTYからお知らせがありました。
現在、新しいファンドの募集準備を進めているとのこと(ただし、現在は対象債権の契約締結検討段階であり、確実に募集が行われるわけではないということです)。
・KURAMAE214:ローンファンド(以下の情報は推測です)
募集開始:7~8月?
予定利率:3%前後?
募集総額:最大1.8億円
最低投資:50万円?
浅草線蔵前駅から徒歩3分にある「KURAMAE214」が対象。2020年3月の新築マンションです。
外部サイトによると賃料は10.7万円〜16.8万円。
以前の「レム六本木」と同様、このマンションを証券化し、金融機関が入るシニアローン(優先債権)の後に来るメザニンローンに投資することになりそうです。
穴吹興産「Jointoα」も再稼働なるか?
もう一つ期待できるのは、老舗不動産「穴吹興産」が運営する不動産投資型サービス「Jointoα(ジョイントアルファ)」。
私も何回か投資にチャレンジして、2回は成功しているのですが、とにもかくにも激重なサーバには苦しめられました。
そのジョイントアルファは、6月にドメインを新しくして新サイトへ移行。
事業者の動きを見ていると、どうやら案件募集を再始動しそうな印象で、早期の募集が待たれます。
リニューアルに関する紹介と注意点は、以下の記事をごらん下さい。