私の主力投資先の一つ、クラウドバンクの話題です。
少し前、クラウドバンクの「米国不動産ローンファンド」で運用期間の延長が発生しました。
(いわゆる「期限の利益の喪失」ではなく、契約条項に定められた運用期間の延長です)
その続報となります。もっとも、タイトルで結論は出ていますが・・・。
<目次>
延長ファンドの続報
クラウドバンクはこれまで、募集ファンドは100%回収し貸し倒れ無しの実績があります。
延長されたファンドは今までにありましたが、それも予定通り償還されました。
そういった事情からあまり危機感は抱いていなかったのですが、1ヶ月ほど前、満期を迎えるはずだった米国不動産のローンファンドについて延長が発表されました。
そのときの記事は下記の通りです。
延長理由としては、一連のコロナウィルス問題を受けての「不動産の開発事業の遅れ」+「資金借り換えの対応遅れ」であり、不動産が完成する公算・売却できる公算が高いために延長を決断したということになっています。
世界的な流行蔓延を受けてあらゆる動きが停滞する中、この判断はやむなしであり、妥当だと考えます。
7月中に返済の見通し
2ヶ月の契約延長となった米国不動産案件について先日、続報がありました。
2020年7月中には、融資債権の全額回収の目処がついたとのこと。予定通り2ヶ月の延長で済みそうです。
もちろん、延長した2ヶ月分の利息も込みです。
下でも紹介しますが、延長している米国不動産案件の6月のリビアライは予定通り行われています。
実際に入金されるまで100%はあり得ませんが、どうやら今回の案件延期は無事、予定通りの決着を迎えることができそうで、ひとまずほっとしています。
得しかない投資はないように、クラウドファンディングでも期失(期限の利益の喪失)や元本損害から逃れることはできません。なおのこと、期限前償還や延期はつきものです。
今回のように延期案件を期失にすることなく着陸させられれば、それはかえって事業者の信頼に繋がっていくと思います。
今月の利息を紹介します
クラウドバンクでは月初(目安として5営業日)に元利償還があり、そのあと月中に1~2回元本のみの償還があります。
7月月初の利息を紹介します。今のところ、私の投資案件は上記の延長を除き、全て予定通り運用中です。
まずは日本円のファンド。赤枠部、¥35,297が利息です。
次にUSドルのファンド。赤枠部、USD 122.08が利息。
為替両替手数料も考慮してUSD1 = JPY105のレートで計算すると、今月のクラウドバンクからの利息は合計¥48,115になりました。
毎月チャリンチャリンと利息が入ってくるのは、クラウドファンディング(特に融資型)の最大の楽しみ。
入金量に利息が比例するインカムゲイン投資ですので、複利効果も実感しやすいです。