不動産投資型クラウドファンディング、「CREAL(クリアル)」の話題です。
8億円を超える大型案件の「SOLA沖縄学園」から新着情報がありましたので、内容を紹介します。
<目次>
SOLA沖縄学園
SOLA沖縄学園は、宜野湾市にある医療+美容の専門学校で、「SOLA沖縄保健医療工学院」と「スターウッドBeB美容専門学校」から構成されています。
生徒数は520名、30年の実績のある専門学校で、沖縄では安定して生徒を誘致できる強みがあるとのこと。
CREALの案件では集めた資金を用い、SOLA学園が自ら保有していた不動産を取得し、賃貸借契約に切り替えることでSOLA学園の負債を圧縮し、借入余力を増やすことを目的にしていました。
その取得したSOLA学園の不動産は、最終的には別の買主に譲渡され、売却代金で返済が行われることになります。
新着情報は早期償還の連絡
今回の新着情報は、このSOLA沖縄学園のファンドが早期償還される可能性が高まった、というものです。
「可能性が高い」とは書いていますが、すでに対象不動産の売却契約は締結済みとのことなので、早期償還はほぼ確実でしょう。
もともとの案件の予定運用期間は、2020年1月~2021年7月末の18ヶ月でした。
早期償還によって、運用期間は18ヶ月→7ヶ月(最終配当&元本償還は8月末)と大幅に短縮されることになります。
予定通りの運用にならなかったのは残念ではありますが、クラウドファンディング投資の上で早期償還や延長はつきもの。
物件が売れずに延長になるよりは、目利き通り順調に売却されて良かった、と思うことにします。
実際に償還が行われたら、当初予定5%の利率が最終的にどうなったかをまた紹介します。
CREALは大型案件に特化?
最近のCREALを見ていると、募集するファンドは大型案件に特化しているのかな、と感じています。
最新の5ファンドはいずれも1億円を超える大型案件であり、その中身は古い順に専門学校、ホテル、保育園×2、オフィスビルとバラエティに富んでいます。
ここまで幅広い不動産案件にクラウドファンディングを通じて投資できるのは、CREALの大きな強みであり、私が投資をしている理由でもあります。