不動産投資型クラウドファンディング「Rimple」から、新たな案件の情報が届きました。
Webサイト上での発表は7/27になる模様ですが、一足先に紹介です。
サービス開始以来、ずっと大人気を続けているRimple。今回もまた激戦となりそうです。
<目次>
Rimple’s Selection#5登場
Rimpleの次なる案件は、「Rimple’s Selection#5」。サービス開始以来5番目の案件となります。
・Rimple’s Selection#5
募集予定:7/31 18:00~(情報公開は7/27)
予定利率:4.2%
運用期間:6ヶ月
出資総額:8,800万円(優先70%、劣後30%)
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Rimpleha東証一部上場、プロパティエージェント社の運営する不動産投資型クラウドファンディングで、上場会社の信頼性が特徴の一つ。
一口出資金額は1万円、抽選方式なのも前回と同様です。
Rimpleの場合、資金の振り込みは当選確定の後で良いので、「とりあえず申し込んでみよう」が可能。
結果として今回も激戦が予想されそうです。
Rimple's selection #4との類似点
今回の案件は、「クレイシア三田・芝浦・西麻布」の区分マンション各1戸をまとめ、3戸を1ファンドとして組成しています。
前回のRimple's selection#4と同様の、「複数案件で1ファンドを組成」という仕組みです。
あくまでも一般論ですが、1戸1ファンドに比べれば一つの要因で物件が大きく損害を受けることはないので、投資家の元本が大きく削れる可能性は少なくなっている、と思います。
その代わりに、3戸のどこに被害があっても多かれ少なかれ影響は受けるので、小さなダメージを受ける可能性は逆に高くなっています。
分散とは損害を受ける確率を増やす一方で大きな損害を回避する手段だ、という認識が重要でしょう。
これまでの条件を比較
Rimpleにおけるこれまでの5案件を比較すると、以下のようになります。
Rimple's Selection #1 利率10%、期間6ヶ月、募集総額2,520万円
Rimple's Selection #2 利率5%、期間6ヶ月、募集総額3,010万円
Rimple's Selection #3 利率4.6%、期間6ヶ月、募集総額9,555万円
Rimple's Selection #4 利率4.7%、期間6ヶ月、募集総額3,381万円
Rimple's Selection #5 利率4.2%、期間6ヶ月、募集総額6,160万円(*)
(出資総額8,800万円×優先出資70%=募集総額として算出)
最初の10%は完全に開店記念セールとして、その後の利率は一般的なマンションの利回りに近いものになっています。
Rimpleの分配はインカムゲイン(賃料)によるものが100%であり、粗利回りには余裕こそないものの無理のない数値で、予定通りの分配が行えない可能性は多少残りますが、元本損害の可能性は低いと思われます。
*粗利回りは会員限定の情報です。会員登録は下記よりどうぞ。
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その上で万一建物に損害があったとしても、Rimpleにおける劣後割合は30%と高く、価値が3割以上減少しなければ投資家の元本は守られます。
まとめて言えば、毎回抽選が募集枠の数倍となるのもうなずける、堅い案件だと思います。
Rimpleの課題
以上、今回の「Rimple's Selection #5」の紹介でした。
私も応募してみようとは思いますが、何分にも運が悪いのでまた落選ということになりそうな気がします。
Rimpleの課題としてまず挙げられるのは、投資家からの資金供給に対して需要がまったく釣り合っていないこと。
この点はプロパティエージェント社の案件組成の腕の見せ所でしょう。
もう一つは、毎回申し込みのたびに資金振込先が異なるということ。
分別管理を徹底しているためだと思いますが、できればSBIソーシャルレンディングやクラウドバンクにあるようなクイック入金があれば、と思ってしまいます。
Rimpleへの会員登録方法は、下記の記事で詳しく解説しています。どうぞごらん下さい。