投資記録の話題です。
先日SBIソーシャルレンディングに投資を行いましたので、その紹介。
そして、少し注意すべき情報の紹介です。
<目次>
カンボジア・マイクロローンファンドへの投資
今回、SBIソーシャルレンディングには2件の投資を行いました。
一つは、カンボジアのマイクロローンファンド2号。
カンボジア子会社でマイクロファイナンス事業を営む、マザーズ上場会社への貸付です。
運用期間12ヶ月、予定利率3.8%。
同じ事業者の案件で比較するとそれほど魅力のある条件ではありませんが、
・投資対象の分散
・社会的インパクト投資への参加
の観点から、50万円を投資しています。
常時募集型ファンドへの投資
もう一つは、常時募集されている「SBISL不動産担保ローン事業者ファンド」に投資を行いました。
こちらも50万円の投資です。
こちらは月に2回募集を締め切り、集まった資金を貸付先(合計8社)の資金需要に応じて貸し付けるものです。
(どこの会社に貸し付けるかは、その時によって異なります)
運用期間は約14ヶ月で一定ですが、貸付先ごとに貸付利率が異なり、投資家への利率はその加重平均で決まります。利率範囲は2.5%~5.0%で、ここ最近は3~4%の範囲が多いようです。
少し気になること
そのSBIソーシャルレンディングに、少し前に以下のような情報が出ていました。
どうやらSBIソーシャルレンディングや、メガソーラーファンドの愛称である「かけはし」を騙る業者が出てきた模様。
メガソーラーファンドの提携先である玄海インベストメントアドバイザーのサイトにも、同様の情報が掲載されていました。
その騙っている事業者は「HHY Social Lending」というらしいです。
HHY Social Lendingという名前、どこかで聞いたことがあると思ったら、LENDEXでも掲載されていました。SBISLのみならず、LENDEXも騙っていたようです。
ついでにドメイン情報です
「HHY Social Lending」の関係ドメインは、「hhynow.jp」と「hhy.jp」の二つのようです。
それぞれのドメイン情報を調べると、こうなっていました。まずは「hhynow.jp」。
[登録年月日] 2020/08/01
[有効期限] 2021/08/31
[状態] Active
[最終更新] 2020/08/01 15:59:44 (JST)
Contact Information: [公開連絡窓口]
[名前] Watanabe nabe
[Name] Watanabe nabe
[Email] contact@hhynow.jp
[Web Page]
[郵便番号] 220-0073
[住所] 兵庫県Shinjuku ward, Cent hills Nishijin, NishiShinjuku
[Postal Address] Shinjuku ward, Cent hills Nishijin, NishiShinjuku
[電話番号] +81.8012331231
[FAX番号]
「hhynow.jp」は、郵便番号220-0073(横浜市)なのに住所が「兵庫県新宿区」、名前も適当で電話番号も事業者情報が未登録の携帯と、なかなか香ばしい様子。
一方でもう一つの「hhy.jp」は、
[登録年月日] 2020/07/21
[有効期限] 2021/07/31
[状態] Active
[最終更新] 2020/07/21 18:19:42 (JST)
Contact Information: [公開連絡窓口]
[名前] Shanyue real man
[Name] Shanyue real man
[Email] luoxiantang6@163.com
[Web Page]
[郵便番号] 135-0001
[住所] 東京都12-7 cent hills Nishi Shinjuku 12F, tokyo
[Postal Address] 12-7 cent hills Nishi Shinjuku 12F, tokyo
[電話番号] +81.3082918276
[FAX番号]
郵便番号135-0001(江東区)なのに住所が西新宿の賃貸マンション、電話番号は登録のない固定電話、登録者名は中国語(Shanyue=山月?)と英語名の組み合わせ、という感じでした。
融資型のクラウドファンディングは、黎明期を過ぎて質の悪い業者はあらかた淘汰された印象がありますが、業界が発展していく中でこういった事はこれからも起こるでしょう。気をつけたいと思います。