今回は、上場企業の運営する融資型クラウドファンディングの話題。
私もこの事業者では最近投資を始めたのですが、堅い案件を扱う事業者として評価しています。
今週末には新しい案件も登場、私も参加する予定です(多分、かなり速やかに募集完了になると推測します)。
<目次>
J.LENDINGに投資を始めたきっかけ
今回紹介するのは、J.LENDING(ジェイレンディング)。
ジャスダック上場、JALCOホールディングスの関係会社であるジャルコ社の運営する、融資型クラウドファンディングです。
第1号案件が登場したのは2016年と、決して新しい事業者ではないのですが、私が投資を始めたのは2020年からの事業者です。
というのも、最初の頃は半年に一度くらいしか案件の募集がなかったからです。
さすがにそれではなあ...と投資に二の足を踏んでいたのですが、2019年終わりからは1~2ヶ月に一度の募集となり、これなら! ということで投資を始めることにしました。
現在の私の投資状況は上記の通り。
緑マークの上3つ、合計200万円が運用中です。
新案件の情報です
そのJ.LENDINGから、新案件の情報があります。
詳細は以下の通り。
・LF19号
募集開始:9/11 15:00~
予定利率:5.0%
運用期間:約3ヶ月(99日)
募集総額:5,000万円
担保など:都内不動産への第二順位根抵当権、法人代表者連帯保証
不動産評価額12億円、第一順位根抵当10億円、第二順位根抵当1億円
貸付先は都内の宅建事業者で、これまでもJ.LENDINGで借入・返済実績があるところです。
(なお、2017年期は営業利益マイナスでしたが、2018年・2019年は大幅にプラスです)
担保は都内不動産と、法人代表者の連帯保証となっています。
通常であれば、個人の連帯保証はそれほど実効性がないのですが、今回の連帯保証人は複数の不動産を保有し複数の事業を展開していることから、返済能力は比較的高いと思われます。
貸付先の詳細や財務情報などにつきましては、会員のみの情報となっています。
会員登録に興味のある方は、下記からどうぞ。
J.LENDINGの特徴:「事前予約」
J.LENDINGは預り金口座を持たず、申し込んだ後で資金を振り込む方式を採っています。
今回の案件は9/11から募集開始ですが、同日に申し込んだ場合、資金の振込期限は9/16。
ということは、毎月15日に予定されている事業者からの償還に間に合いますので、全力投資案件です。
十分に準備はしますが、おそらく比較的短時間で満額募集になるでしょう。ガンバリマス。
J.LENDINGに一度投資をすると、繰り返し投資できる「事前予約」のサービスが使えるところも魅力です。
この後に書きますが、J.LENDINGでは最低投資金額が50万円からと高いため、新規投資家を集めにくいという問題があります。そのために既存投資家を優遇するサービスがあるわけで、理にかなっていると思います。
事前予約のサービスについては、下記の記事もごらん下さい。
なぜ最低投資金額が高いのか?
J.LENDINGは50万円以上、10万円単位での投資となるところがネック、という人も多いと思います。
実際に私もそう思って、理由を尋ねてみました。要約すると以下のような理由です。
①投資家人数を絞ることで管理工数を削減できる。
(J.LENDINGの管理手数料は1%しかないので、管理工数が膨大になるとビジネスが赤字になり継続する意味がなくなる
②預り金口座が当局指導により持てないため、投資家が多いと振込金手数料が膨大になる
(分配を期日一括に変更したのも、同じ理由)
また、J.LENDINGの貸付先は同じ会社になることが多いのですが、これについても理由を聞けました。
③本体(ジャルコ)の貸金事業で複数回の貸付をおこない、会社の財務状況、資産状況などを詳しく把握している貸付先について、レンディングで資金を募集している。
そういった貸付先が一気に増えることはないので、どうしても貸付先は集中してしまう。
最低投資金額が高かったとしても、これまで全ての案件で満額成立をしているというのは、こういうメリットや投資家にとって有利な点が評価されてのことでしょう。
私も、引き続き投資を行っていこうと考えています。