不動産投資型クラウドファンディングの話題です。
2019年から急速に台頭したきた、不動産「担保」とはまた異なる不動産投資型の商品。
物件や仕組みが明確なことが、人気の一つだと思います。
今回はその不動産投資型クラウドファンディングから、登場予定の2案件を紹介です。
<目次>
CREALから大型案件の情報
一つめはCREAL(クリアル)。
総合資産運用会社のブリッジ・シー・キャピタル社が運営する、不動産投資型クラウドファンディングです。
CREALでは直近の3案件、区分所有の小規模案件(募集総額数千万円で、最大投資額10万円の条件付き)だったのですが、ここに来て大型案件が登場しました。
・(仮称)Rakuten STAY Naha Ti-da
募集開始:9/23 20:00~
予定利率:6.0%
募集期間:24ヶ月
募集総額:7.35億円
対象は沖縄の那覇市中心部、国際通りからもほど近い場所に建つホテル。
7.35億円という規模は、CREAL初の案件である「ホテル アマネク」(運用中)の8.8億円に迫る規模です。
案件の詳細
年利は6.0%ですが、現状においてホテルは建設中であるため、初配当は2022年4月を予定しているという点には注意です。
今投資しても、17ヶ月ほどは無配当になります。その後の2022年4月(予定)に、それまでの配当がドーンと入ってくるわけですね。
また、CREALの劣後出資割合は会員登録後の情報となりますが、CREALの通常案件における劣後出資と大きく変わりません。
本案件には、投資家優待が付与されています。
案件に50万円以上投資すると、本ホテル、Rakten STAY HOUSE木更津、Rakuten STAY VILLA淡路における宿泊料金が10%割引。さらに連泊により割引率がアップします。
ホテルを見てみましたが、家族向けという印象を受けました。あとけっこうお高いですね(笑)。
全体の印象として、まずこのご時世、ホテル系は少し厳しいかもしれません。
ただ着工が2020年6月とアフターコロナであること、及び宿泊施設運営に実績のあるRakuten LIFULLであることから、勝算はあってのホテル建設だと判断し、投資を行うことにしたいと思います。
CREALではメールアドレスの登録のみで、案件の詳細情報を見ることができます。
会員登録方法については、下記の記事もどうぞ(旧ブログなので少し重いかもしれません。すみません)
bitREALTYでも新案件登場
もう一つの案件は、野村総合研究所とケネディクスが組んだ不動産投資型サービス、「bitREALTY(ビットリアルティ)」から登場。
あくまでも予定ですが、横浜の「アピタテラス横浜綱島」が対象物件となるようです。
募集開始:不明
予定利率:不明(3%程度?)
募集期間:不明(2~3年?)
募集総額:最大3.6億円
*詳細未公開
東急東横線、「綱島」駅と「日吉」駅の中間に位置する、スマートシティ「Tsunashimaサスティナブル・スマートタウン」。
その中に入っている商業施設、「アピタテラス横浜綱島」が対象です。
まだ詳細は決まっておらず、最大募集金額までしか出ていませんが、おそらく利率は3%程度で運用期間は2~3年になるのではないかと思います。
また前回の案件と同様、おそらく最低投資金額は50万円になるでしょう。
商業施設は、コロナ状況下でも底堅い需要がある不動産領域と考えられますので、資金が間に合えば投資したいところです。
それぞれの投資状況
私の2事業者への投資状況は、それぞれ以下の通りです。
・CREAL:7案件に合計573万円投資中、未投資額は約107万円
・bitREALTY:2案件に合計200万円投資中、未投資額は約1万円