ソーシャルレンディング投資記録(新)

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【保存版】(前編)ROBO PRO説明会に参加しました



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ロボットアドバイザーの話題です。

今回は機会をいただき、FOLIOフォリオ)の運営するロボットアドバイザー、「ROBO PRO(ロボプロ)」の説明会に参加しました。
その内容を、なるべくそのまま紹介していきます。

今回は前編です。後編の記事はこちら。


www.sallowsl.com


<目次>

 
 

世界へ投資をする理由


まずは日本のみならず、世界に投資をするグローバル投資が必要不可欠である理由。

一つには経済成長があります。
日本のGDPは1995年頃から横ばいなのに対し、世界のGDPは右肩上がりで伸びています。


 ROBO PRO ロボプロ
 (グラフは、https://nextfunds.jp/semi/article26.html より引用)


それに伴い、過去30年で日本の株価はマイナス16%であるところ、世界株はプラス740%と大きく伸びました。

また日本が人口成長率マイナス時代に突入する中、世界の人口はまだ伸び続けています。
経済成長率と人口成長率には強い相関があるため、将来を考えればグローバル投資は必要不可欠なものになると考えられます。
 
 

分散投資によりパフォーマンスは安定する、でも...


グローバル投資をする理由は上記の通りですが、次に分散投資をする理由です。

2006年~2019年の間で見ると、各資産クラス(先進国・新興国・日本の株式、債券、REIT)の騰落率は、以下のように推移してきました。


 ROBO PRO ロボプロ
 (表はhttps://nextfunds.jp/semi/article37.html より引用)


ここから分かることは二つ。

①一つの資産だけを見ると、その年度パフォーマンスは大きく変化していること
②好成績を残した資産クラスの入れ替わりは激しい

①から分かることは、単一資産のみの投資ではパフォーマンスが大きくブレる、つまり分散投資が有用と分かります。


しかしここに②を加えると、別の観点が生まれます。
それは、分散投資しながらも、適切な資産配分を行えば、さらなるパフォーマンスが狙えるのではないか?」という観点です。


FOLIO ROBO PRO
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一般のロボットアドバイザーの機能とは?


 ソーシャルレンディング投資記録


ROBO PRO(ロボプロ)は、投資商品の仕組みとしてはロボットアドバイザーの一種です。

しかし両者の間には大きな違いがあります。その違いを紹介する前にまずは、普通のロボットアドバイザーがどのようにして動いているか、について紹介します。


一般的なロボットアドバイザーは、ノーベル賞受賞理論である「現代ポートフォリオ理論」、及びその関連理論やモデルを基礎として設計されています。

現代ポートフォリオ理論を簡単に説明すれば、

・リターン(利益)とリスク(リターンの不確実性)において、

・同じリターンならリスクは最小を選ぶべきで、

・同じリスクなら最大のリターンを選ぶべき。


という、とても単純なものです。


この考えに基づき、投資家にあらかじめ質問をして定めたリスク許容度に応じ、最大のリターンが得られるような資産の組み合わせ(ポートフォリオ)を設定・調整していくのが、一般的なロボットアドバイザーです。

従って、通常のロボットアドバイザーには「より高リターンが欲しい」とか、「安定運用したい」などの投資家の嗜好が働き、その投資家に合ったポートフォリオを設定し、それを維持・調整していくことが主たる機能となります。


誤解される方もいるかもしれませんが、通常のロボットアドバイザーにはAI(人工知能)は搭載されていません。
 
 

ロボットアドバイザーは、ROBO PROの機能の一部


 ソーシャルレンディング投資記録


これに対して「FOLIO ROBO PRO」は、Alpaca社と協業することで、AIを利用した運用を行うという点が異なります。
もっと言えば、通常のロボットアドバイザーの行っている機能は、ROBO PROの機能の一部でしかありません。

ROBO PROの機能:
 
①世界各国の株式、債券、通貨など40種類以上のマーケットデータを収集し、2000種以上の説明変数(データ)から必要なものを自動抽出する
 
②データから機械学習を行い、予測スコア(未来予測)を生成、厳選する
 
③高精度でばらつきの少ない予測スコアを採用する
 
④リターンを計算、リスクを推定しポートフォリオ(投資資産の配分)を決定
 
⑤リバランス(ポートフォリオの再調整)を行う


上記の①~⑤のうち、通常のロボットアドバイザーが持つのは④の機能のみ。

⑤については、通常のロボアットアドバイザーでは資産間のバランスが崩れた時のみ行いますが、ROBO PROではマーケットデータが変化すれば適宜(現在は1ヶ月に1度)行うことになります。


従って、ROBO PROでは「投資家ごとに用意されたポートフォリオ」はありません。

運用ポートフォリオは、AIが決めた一つのみです。


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ドクター・カッパーの先触れと、金の保有


ROBO PROのサービスが始まったのは、2020年1月のこと。

当初はおおよそ「株35%、債券45%、その他20%」というポートフォリオだったそうですが、1ヶ月後には「株20%、債券65%、その他15%」と一気に守りの態勢に入りました。


2020年2月と言えば、コロナの影響はまだ全世界に及んでいなかった頃。
この時にAIが注目したのが、相場下落を先読みする「ドクター・カッパー」こと、銅価格でした。


 ROBO PRO ロボプロ
 (表は https://www.neo-line.jp/market/ より引用)


上記の表によると、銅価格は1月末にはすでに暴落と呼べる傾向で、ROBO PROのAIはこれに反応してポートフォリオを変更したとのことです。その判断は、正しかったことが証明されています。


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さらに3月中旬(全世界でロックダウン、日本も都市封鎖が取り沙汰されたころです)に銅価格が反転したことから、AIはポートフォリオを再度変更。

「株20%、金10%、債権50%、その他20%」と、金を保有する選択を行いました。

その結果がどうなったかは、金相場を少し調べればすぐに分かります。結果として、こちらもAIの読みは当たったということになります。


 ROBO PRO ロボプロ
 (引用元は同上)
 
 

後編の内容


以上が前編の内容になります。

ロボットアドバイザーやROBO PROに投資をしている身として、通り一遍の内容は頭に入れた上で説明会に参加しましたが、2月の銅価格変動にAIが反応したという話は初耳でした。

そしてその後、AIの判断で金を保持し、金価格が一気に上昇したのもまた事実。
これまでのところ、ROBO PROのAIは、フォリオの中の人が驚くほどの成果を上げているとの説明を受けました。


さて、後編については以下のような内容を説明します。


・おまかせ投資(AI抜きの投資)と比較したROBO PROのパフォーマンス
ボラティリティが示した、ROBO PROの有用性
・説明会で初めて聞いた内容


AI初搭載、進化形のロボットアドバイザー登場!
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