CRE Fundingの話題に追記です。
まさか前の記事を書いて、30分後に案件の詳細情報が出るとは思いませんでした(笑)。
ということで今回は、詳細情報を加えたリライト記事になります。
前回記事はこちらです。
<目次>
予想は当たったようです
つい先ほどのことですが、8号案件について個人的な本命は「7号の杉戸案件のお代わり」と書きました。
杉戸案件は7号で8,500万円が埋まりましたが、物件の鑑定評価額3.96億円に対し、ローンは3.15億円(LTV 79.5%)。
つまり、7号が埋まってもCREアライアンスの枠がまだ2.3億円余っています。
この分が8号で募集されるのでは? と書きましたが、どうやらこの予想はあたったようで一安心です。
その8号案件ですが、残った枠をいくつかに分けるのかと思いきや、全枠で募集を行うことになりました。
CRE Fundingサービス開始以来、最大の案件になります。
案件詳細
今回の案件詳細です。
先に書きました通り、1案件で2.3億円はこれまでのCRE Fundingの募集より1桁多く、サービス開始以来最大級の案件。
・CRE物流ファンド8号杉戸
募集開始:10/12 19:00~
予定利率:2.8%
運用期間:8ヶ月
募集総額:2.3億円
担保:工場の信託受益権に対する第一順位の根質権
及び、上場会社シーアールイーによる保証
対象物件は埼玉県杉戸町、本郷工業地域内に立地する、築12年の3階建ての工場。
第7号案件と比べて投資期間が2ヶ月(10ヶ月→8ヶ月)短いかわり、利率は0.2%(3%→2.8%)低くなっています。
運用期間、利率ともCRE Fundingでは標準的です。
これまでのCRE Fundingの人気、そして後述する担保・保証の堅さから考えて、この案件が集まりきらないということはないと思います。
問題はどれだけの時間で満額が集まるか。
それがこれからのCRE Fundingの案件組成を考える上での、試金石になるのではないでしょうか。
担保と保証について
本案件の担保と保証について紹介します。
まず担保は、工場の信託受益権(その物件から発生する利益を受け取る権利)に対し、第一順位で設定。
さらにテナントからの賃料は、マスターリース方式を採ることにより保全されます。
(*マスターリース方式:テナントの撤退などで賃料が入らなくても、シーアールイーから得られる賃料は一定になるという方式のこと)
加えて、一部上場会社であるシーアールイーの保証が付いています。
マスターリース契約締結先(シーアールイー)が保証を同時に行うということは、テナントがどうなってもシーアールイーが賃料を払うということ、そしてそれを保証するということを意味します。
つまりシーアールイーがデフォルトを起こさなければ、投資家の資金は守られることになり、事実上シーアールイーの社債を購入しているのと似た意味を持つわけです。
募集開始は10/12。
今からの会員登録でも間に合うと思いますので、興味のある方は下記の記事を参考にして下さい。