ソーシャルレンディング投資記録(新)

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FIREを原点から調べてみました



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個人投資家クラスタでは、最近良く聞くようになったFIRE。

Financial Independence, Retire Early(経済的自立と早期退職)の頭文字を取ったもので、早期リタイアして自由に暮らす生き方の事を指します。

そのFIREについて、最近では色々な解釈が増えてきた印象を受けましたので、一旦原点に立ち返って調べてみました。


<目次>

 
 

概念の始まり


FIREという概念が生まれたのは、私も知らなかったのですがずいぶん昔でした。

それは、1992年のベストセラー本「Your Money or Your Life」のようです。


  


この本の大前提は、「自分の人生の時間(寿命)に対して、仕事で費やされた費用と時間を並置すること」です。
(並置=対等に置くこと)


時間と費用を同一の単位で比較し、人生における全ての費用は、その費用を獲得するために仕事で費やされた時間と比較します。
つまり人生とは、時間(≒寿命)を切り売りして費用を稼ぎ出す営みである、と定義するわけです。

こうシンプルに考えると、まさにこの本のタイトルである「お金か、それとも人生か?」を考えることになり、お金との関係性を見直すことができるわけです。


そして、上記の大前提を元にして具現化した考えの一つが、FIREという動きなわけです。
 
 

FIREムーブメントの創始者は?


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FIREを提唱したのは、アメリカのクリスティー・シェンとブライス・リャン夫妻。
31歳で100万ドルを貯め、早期リタイアし、世界中を飛び回っているとのこと。


資産構築の技術、及び使い方を含めた資産防衛の技術は書籍になり、和訳もされています。
また、NYタイムスやハフポストなど大手メディアでも取り上げられました。


  


本の内容は、「持ち家or賃貸の決め方」「早期リタイアと子育て」「資産防衛のバックアップ術」「旅行をした方がお金が貯まる理由」などです。

国が異なり、日本では全てが当てはまらないこともあるでしょうが、役に立つ内容が詰まった一冊だと思います。
 
 

FIREの定義


FIREの説明については、2018年のNYタイムスに記事がありました。


www.nytimes.com


これを見ると、少なくとも初期のFIREについては、「極端な節約のライフスタイル」を軸としたものだという事が分かります。

具体的には、貯蓄率70%を目指す戦略です。

(原文での「strategies for increasing your savings rate to the hallowed 70 percent」→「貯蓄率を神聖なる70%まで引き上げる戦略」という表現がユニークです)。


FIREの会話は、格安旅行のヒントや、日常的に小銭を節約する方法など、自身の財政をハッキング(不正侵入という意味ではなく、ある領域について隅々まで熟知して操作・調整する意味です)する方法について語られているようです。


では投資の側面はどうか。

投資についてはS&P500の年間平均リターン7%から、アメリカのインフレ率3%を引いた「リターン年率4%ルール」を定めています。

4%ルールが意味するところは、原理上「年間支出の25倍の資本があればリタイア可能」というものです。


私の印象かもしれませんが、少なくともオリジナルのFIREについては、投資の側面よりも「資産構築段階における貯蓄率の最大化」と、「支出の把握及び削減努力」がフォーカスされているように思いました。
 
 

様々なFIREの種類


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上記の通り、当初FIREが提唱された時のスタイルは、支出の徹底的抑制による資産構築と、そこから発生するリターンで暮らしていくというものでした。

しかしその後、亜種とも言える色々なFIREが登場しています。

・ファットFIRE:十分な資産を持つ、理想的なFIRE
 
・リーンFIRE:貯蓄率7割など、支出を最低限に抑えて達成するFIRE
 
バリスタFIRE:ある程度の資産を築いた上で、パートタイマーなどで一定の労働を行うFIRE
 
・コーストFIRE:資産は十分だが、社会とのつながりのために一定の労働を行うFIRE


この中でもし私が目指すとすれば、コーストFIREでしょうか。
完全に労働をしないというのも、それはそれでつまらない生活になりそうですし、完全な自由というのは私には過ぎたシロモノのように思ってしまいます。


ただ、私の本当に目指すべき姿は、FIREではありません。

私にとってFIREは目的ではなく、結果だからです。私の状況に近いのは、次の記事で紹介された内容です。
 
 

FIREを目指し、そして止めた人


ビジネスインサイダーの記事です。タイムスタンプは2020/08/15と新しい内容。


www.businessinsider.com


ここでは初めFIREを志向し、その後に価値観を変えた女性が紹介されています。
その中の一文が印象的でした。

Today I believe there's a balance to maintain between enjoying your life right now and ensuring that you've planned appropriately for the future. It doesn't have to be extreme; this isn't about choosing between FIRE and YOLO.
 
(今の人生を楽しむことと、将来のために適切な計画を立てておくことの間には、バランスがあると信じています。そしてそれは、極端なものである必要はありません)
 
*YOLO=You only live once、「人生は一度きり」「今を楽しめ」の意味


私もまったく同意です。
FIRE(ここで言うFIREはオリジナルに近い、貯蓄率を極限まで引き上げるもの)もYOLOも、どちらも極端すぎます。私が目指すのはその中間ですし、多くの人が目指すところも、程度の差こそあれ中間ではないでしょうか。

一つ付け加えるのなら、人生におけるバランスを取ることで、状況が変わった際にどちらにでも動きやすくなります。
その選択肢の広さと「なんとでもなる」という自信が、生きていく上で大切になっていくと思います。


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