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【インタビュー記事】Fundsが変わる? 今後の予定を色々聞いてみました!



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貸付投資の「Funds(ファンズ)」の話題です。

投資を通じて個人と企業との新たな関係性を提唱しているFundsから、楽しみなお知らせがありました。
今回はそのお知らせの内容の紹介と、Fundsへインタビューを行った内容を紹介します。


<目次>

 
 

Fundsからのお知らせ


これまでFundsでは、募集案件のほとんどが短時間で募集完了となり、需給バランスがズレた状態が続いていました。
今後、ファンド本数が大きく伸びていくという内容は、投資家にとっては朗報と言えると思います。


Fundsからのお知らせについては、下記の記事をごらん下さい。
今後、月10億円規模でのファンド募集を見込んでいるとの内容です。


www.sallowsl.com



またFundsが他の事業者と異なる点として、「Fundsでの投資を介して、個人と企業が同じ価値観・理想を共有する場所」という、FinCommunity(フィンコミュニティ)構想を掲げているところがあります。


 Funds


今回のファンド増加の見込みは、電通との新たな施策や新しいスキームの追加、対象企業の拡大などによるものと聞いています。
詳細について、インタビューを行いました。
 
 

まずは、ファンド増加の理由を聞いてみました


以下、質問と回答です。

引用文の中は実際の質問と回答の内容を引用したもの(赤字など、強調は私が独自で付けたもの)。
また枠外は私の感想、印象となります。

Q1:今後起こりうる変化について、内容を教えて下さい。
 
A1:昨年大阪王将ファンド#1で初めてFunds優待として、優待券の送付やイベントを実施しましたが、実際にファンドに投資した投資家の皆様、企業のご担当者の方々から大変好評であったことを受けて、さらにサービスを成長させていくべく、電通と資本業務提携並びに「FinCommunity(フィンコミュニティ)」というコンセプトとして発表いたしました。
 
「FinCommunity(フィンコミュニティ)」は、Fundsでの投資を通じた、個人と企業の新しいつながりのあり方です。ファンドに投資をすることで、分配を受け取ることはもちろん、優待券などの特別な特典を受け取る、投資家限定の交流会やセミナーで企業に対して意見や要望を伝えるといった関係を長期的に作っていくことで、投資家の皆様と企業側がWin-Winになれるような関係性を構築できるサービスを電通チームと共に開発していきます。


感じたことは、思ったよりがっつり電通と組むんだな、という事でした。

大阪王将案件は私も投資できずに涙を飲んだ案件であると同時、投資家特典として「新メニューサキドリ試食会」があるなど、個人と企業の新しいつながりを感じることのできた案件でした。


リターンを求めるだけではなく、投資家と企業がWin-Winになれる可能性の提示は、投資家としても期待が持てます。


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利回りや各種条件は今後、どうなる?(1)

Q2:Fundsの案件は、融資型CFの中で比較的利回りが低いファンドが多い印象です。この状況は今後も続くのか、それとも異なるのか、どういった予定でしょうか?
 
A2:Fundsは、投資家の皆様が長期的に安心して資産運用ができるファンド、上場企業にとっては融資・社債に代わる第三の資金調達手段になるファンド、という点を意識してファンド組成を行っています。リスクに対するリターンがバランスしている案件となるよう設計しております。
 
結果として、他の融資型クラウドファンディングや不動産投資型クラウドファンディングと比較すると低い利回りのファンドが増えていますが、今後、Fundsを利用する企業の業種を広げ、利回りを含むファンドの条件面も多様化していく予定です。
 
また、投資家の方がワクワクするようなファンドを作っていくことも意識しています。投資して分配を受けるだけではなく、投資家が投資先の企業やサービスを応援したり、優待券のようなお得な特典を受け取ることができるような、新しい金融の枠組みの構築も目指しています。


利回りについては、資産運用の安定度と企業側の資金調達手段という背景を考えると、現在の比較的落ち着いた利回りは続きそうな印象を受けました。

とは言えファンドの数が多くなれば、利回りを含めた条件が多様化するのは当然であり、色々な志向を持つ投資家に幅広い選択肢が提示されることを期待します。


それ以上に期待するのは、「ワクワクするようなファンド」
首都圏中心だけでなく、私の住んでいる近畿圏でもなるべく恩恵があれば...などと、贅沢に考えています。
(そのためには全国展開している企業案件が無ければならず、ハードルが高いとは思いますが)
 
 

利回りや各種条件は今後、どうなる?(2)

Q3:今後ファンドの数が増えてくるということですが、どういったファンドの増加を見込んでいますでしょうか?
 
A3:企業の資金調達手段の一つとして根付いてきたことに加えて、機動的に資金調達できる点を実感いただいたことなどにより、継続的なご利用を検討いただける企業が増えています。
 
また、現在公開している株式会社フリークアウト・ホールディングスの「フリークアウト広告事業ファンド#2」のように、不動産以外の事業を展開する企業のファンドもより幅広く取り扱う予定です。(2020年10月16日時点)
 
リスクと利回りのバランスが取れた商品となるよう設計し、予定利回りは1〜3%前後で運用期間1年前後となる予定です。


企業側の資金調達手段としてFundsが利用される、ということを念頭に考えると、利率は銀行調達金利に比べ、それほど高くはできません。
よって、まだしばらくの間落ち着いた金利は続くものと予想します。

そういった案件に興味があれば投資をすれば良し、投資家特典に魅力を感じて投資するも良し、投資家としては選択肢が多いことは歓迎すべきでしょう。


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Fundsを通じて、企業は何をしたい?

Q4:投資家優待を前面に打ち出しているファンド(大阪王将極楽湯HD、めいほう等)については、Fundsを介しての資金調達をする意義が明確に分かります。それ以外のファンドで、投資家との関係性を深化させようという取り組みの予定はありますでしょうか?
 
A4:目的は様々ですが、Funds優待を打ち出していない企業であっても、個人投資家との関係性を深化させることに関心のある企業はございます。

優待はなくとも自社のサービスや商品を応援、購入してくださるお客様に還元したいという思いでFundsを利用してくださる企業や、ファンド募集を通して企業の認知度を高めたい不動産企業、IRとして取り組みたいと検討してくださる企業など、企業は純粋な資金調達以外にも様々な目的を持っています。

企業の中にはFunds優待は提供していないものの、出資対象事業である不動産ブランドの内覧会兼事業説明会を開催したケースもあります。このように、Funds優待の提供に限らず、投資家の皆様に楽しんでいただける内容の企画を行うことで、投資家と企業の関係性を深めていく取組みを行ってまいりたいと考えております。


純粋に資金調達をするだけであれば、上場企業は銀行から調達すれば良いでしょう。その方がよほど低金利です。
(一部、機動的な資金調達のためにクラウドファンディングを利用する、ということはあると思いますが)


純粋な資金調達以外の様々な目的で、企業がFundsでのファンド組成を検討していることは、周知の通りです。
投資家としては、自分の投資目的を考え、良いと思った案件に投資をすればいいだけだと思います。

個人的にはFundsの利率は低めなので、純粋なインカムゲイン投資というよりも、投資家優待の内容を検討することになると思います。
 
 

Fundsの財務状況について

Q5:2020年2月27日の決算公告で、Fundsは当期純損失1.6億円(累計損失2.5億円)、株主資本7,600万円となっていますが、当面のファンズ社本体の資金調達と、将来的な財務状況の改善について教えて下さい。
 
また、Fundsはこれまで、VCのみならず金融機関との間でも多くの提携を行っています。今後もこのような提携は加速していくのでしょうか?
 
A5:2019年8月に伊藤忠商事株式会社や三菱UFJキャピタル株式会社などから約7億円の資金調達を発表して以降も、株式会社電通auカブコム証券株式会社、三井住友信託銀行株式会社などから資金調達を実施するなど財務体質を強化してきました。
 
ファンド募集の増加のための体制強化などに向けて今後も追加の資金調達を行いつつ、売上・利益も重要指標として経営してまいります。
 
また提携については、ファンドを増やしていくにあたり、金融機関との提携は今後も増やしていく予定です。お互いの強みを活かしながら、ファンド組成企業の開拓や潜在投資家へのリーチなど、提携により行えることは多いと考えています。

様々な企業や金融機関との提携を進めながら、運用残高100億円、1,000億円と、今後も安全性の高いファンドを継続して出していきたいと思います。


これは予想通りの回答でした。

融資型クラウドファンディングの利益構造を考えると、Fundsが単体で黒字になるためには、おそらく数百億円を超える貸付残高が必要になると思われます。


(参考)
www.sallowsl.com


この数値は短期的に達成できるものではないため、フィンコミュニティに賛同する企業を中心に、今後も財務状況の改善や提携が行われていくことになると思います。


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投資経験済&投資検討中の方への一言

Q6:最後に、今投資家の方に、またこれから投資家になろうと検討している方に、一言お願いします。
 
A6:株式投資やFX、投資信託など様々な金融商品がありますが、Fundsが募集しているファンドは、相場に左右されず、安定的にコツコツと資産運用ができます。そのような特徴から、投資初心者の方でも経験者の方でもパフォーマンスに差が出ず、幅広い方が投資しやすいものになっています。
 
将来的な資産形成を考え始め、定期預金や国債運用に代わる長期で安定的な資産運用の選択肢を検討される方々に、リスクリターンのバランスを考慮したポートフォリオの一つとしてFundsのような商品性の金融商品への投資も検討いただけると幸いです。
 
また、分配以外にもFunds優待などのお得な特典もありますので、投資になじみのない若い世代や女性の方にも、投資のはじめの一歩としてFundsをご利用いただけるよう、ファンド数の増加やサービスの使いやすさのさらなる向上などを図り、国民的な資産運用サービスに成長させていきたいと思います。
 
Fundsが募集しているファンドも金融商品なのでリスクはあります。投資いただく際は、ファンド詳細ページをよくご確認のうえ、分散投資や余裕資金の範囲で行うなどを十分に心がけてもらえればと思います。

 
 

まとめ:全体を通して


 ソーシャルレンディング投資記録


ということで私も、これからもFundsでの投資を続けます。
特に、他の同種サービスにはあまりない「優待」が優秀な案件については、積極的に投資を検討していきたいと思います。


投資を通じて、投資家にファンになってもらおうとするフィンコミュニティは、企業にとっては良い選択肢である一方、案件を失敗できないというプレッシャーにもなり得ます。
ファンになりたい投資家を裏切る行為となれば、好意は簡単に裏返ってしまうからです。

なので逆説的に、フィンコミュニティ案件は無事償還されやすい、と言えるため、投資には有利だと考えます。


あとできれば、優待も投資額で差を付けてもらえればありがたいな、とも思います。
(投資額の**%優待、でも良いのですが)
フィンコミュニティと言えど投資である以上、お金の世界。投資額で優待に差が付くのは、むしろ公平だと考えますので。


最後に、どこか株式投資クラウドファンディングで、Fundsの株を買える機会はありませんでしょうか?
(半分冗談ですが、半分は本気です) 


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