今回は速報です。
キャッシュフローファイナンスに関する問題が、一応の解決を見そうです。
実際に数字が出てきたわけではありませんが、方針は決定しました。
<目次>
回収活動は終結
キャッシュフローファイナンスでの遅延が発生したのは、2018年の11月のことです。
私も残り1案件が、この遅延に巻き込まれました。
maneoに端を発する遅延ですが、回収交渉が一定の成果を見せていたため即時の担保実行は行わず、営業展開する各店舗の設備一式をデベロッパー等に売却する交渉を進めていました。
今回はこれら交渉について、一定の決着が付いたというニュースです。
公式のお知らせ
今回のお知らせの要約は、以下の通りです。
・貸付先U社(アナザウェイ株式会社)の回収活動:営業店舗の賃借人や同業者への動産設備の買い取り交渉実施
・結果、U社全案件について売却合意
・2020年7月末付けで売買契約締結済、売却代金支払済、返済も受領済
・ただし貸付金額よりも少なく、貸付債権の未回収分が発生
・これ以上の回収は見込めないことが濃厚であり、回収可能性が低い債権であるため、残る部分は債権譲渡する
・決済完了予定日は2020年11月末、売却の適正さの確保のため、法律事務所の監督下で、無関係の希望者を対象とした入札手続きで債権売却を行う
ということで、実際どのくらいの金額が回収されたかの開示にはもう少しかかるとのこと。
状況が状況だけに、これはしかたのないことだと思います(回収できたのが何割くらいなのか、という情報は欲しいですが)。