融資型クラウドファンディングの「J.LENDING(ジェイレンディング)」から、新しい案件が公開されました。
運営母体は上場会社のJALCO HD、最低投資金額が高いのが玉に瑕ですが、個人的には事業者リスク、案件リスクともに低い印象です。
<目次>
案件の詳細
・LF22号
募集開始:11/13 15:00~
予定利率:5%
運用期間:約4ヶ月(123日)
募集総額:1億円
担保など:都内不動産(評価額15億円、LTV:67%)、個人の連帯保証人
J.LENDINGのLF(ローンファンド)22号案件は、利率5%で期間4ヶ月と標準的な内容。
LTV(Loan To Value)67%の都内不動産と、個人保証を抑えています。
億単位のお金を貸し付けるローンファンドに対して、個人保証などお守り代わり、障子の紙一枚の効力程度しかないのが通常なのですが、今回は少し様相が異なります。
今回の保証人は「複数の不動産を保有・複数の事業を運営し、給与収入の他不動産収入など安定収入がある」という属性であり、融資する法人の代表を務めています。
実質的に、担保不動産を含む法人の大部分の財産が返済原資になることと同義であり、通常の個人保証より安定性は高いと推測します。
「事前予約」は便利!
J.LENDING(ジェイレンディング)の特徴の一つに、「事前予約」があります。
これは、当月償還を迎えるファンドを保有している場合、その月に募集されるファンドに優先的に出資ができるというもの。
私の場合、以下の16号ファンドが対象となりますので、今回の22号には優先で出資することができます。
具体的には、通常の募集が「11/13 15:00~」から開始であるところ、その前の「11/11 15:00~」から申込が可能です。
J.LENDINGは、申込最低金額が50万円と高め。
投資家の数が増えることによるコスト増を抑えるための施策ですが、同時に既存の投資家に対して事前予約によるメリットを提示するというのは、良い方法だと思います。
地味だけど助かるアップデート
先日、J.LENDINGはシステムメンテナンスを行い、「契約成立時書面、支払調書の電子交付」が可能になりました。
またもう一つのアップデートとして、「マイナンバーのアップロード」ができるようになっています。
今までマイナンバーは郵送でしか送付できなかったので、これはありがたい改善だと思います(私はすでに郵送しているので恩恵はないですが、これから取引する場合の人向けに)。
J.LENDINGでは、会員登録してもマイナンバーをアップロードしなければ取引ができません。
上記の画像の通り、今後は「お取引」→「書類提出」のマイナンバー確認書類より、アップロードが可能となっています。