上場会社がファンドを組成する融資型クラウドファンディング、「CRE Funding」そして「FUELオンラインファンド」の話題です。
異なるようで似ている2つのサービス、投資している人にはすぐに分かるのですが、そうではないと少し分かりにくいかもしれません。
今回は2つのサービスを、主に「実際に投資する際の共通点」という観点で紹介します。
<目次>
FUELの提供するサービス
その前に、まずは全体感の話から。
CRE FundingもFUELオンラインファンドも、「FUEL株式会社」のサービスの上で動いています。
FUEL社は「不動産業界向けプラットフォーム」を開発、提供する会社で、自分で運用を行うのではなく、資金需要者(事業者)と資金提供者(投資家)を結びつける場所(プラットフォーム)を提供しています。
ここまでのところ、FUELのプラットフォームで募集を行っている事業者は、2社ともに上場会社であることが特徴です。
さらに、単に上場会社であるからといって募集を行えるわけではなく、事業者、貸付先、ファンド等について5回に及ぶ厳密な審査を行った上で募集を実施するという体制が敷かれているのも、FUELの特徴です。
CRE FundingとFUELオンラインファンド
FUEL社が最初に手がけたプラットフォームは、東証一部上場の「CREグループ」が事業者となる「CRE Funding」です。
CRE Fundingでは物流施設や工場など、物流インフラに関わるファンドが募集され、私もいくつかのファンドに投資を行っています。
そして最近、FUELは新しいサービスを開始しました。
それが「FUELオンラインファンド」で、最初の案件として日本商業開発グループの扱う「JINUSHIオンラインファンド」を募集。3,000万円の募集枠は瞬間蒸発しました。
FUELという一つの名前で二つのサービス(CRE FundingとFUELオンラインファンド)が登場したので、少し分かりにくいところもあるかもしれませんが、蓋を開ければ仕組みはシンプルです。それを次に紹介します。
どちらに登録しても共通です
タイトルの通りです。CRE FundingとFUELオンラインファンドは入口が異なるだけで、同じ「FUELのファンド」という点では変わりません。
図解すれば下記のようなもので、これからも新しいサービスが出てくるかもしれませんが、この図式は変わらないと思います。
例えば私はCRE Fundingで会員登録していますが、FUELオンラインファンドでは登録していません。
しかし、FUELオンラインファンドでログインすれば、CRE Fundingのマイページが出てきます。要するにそういうことです。
(↑CRE Fundingからログインした結果)
なのでこれから投資しようとする人は、新規会員登録で1,000円のプレゼントを行っている、FUELオンラインファンドから登録することをお勧めします。
過去最大案件+キャンペーン、楽しみです
今回はFUELオンラインファンドの話題がメインでしたが、CRE Fundingでは2021年の1月中旬に、新案件の募集が予定されています。
「過去最大の募集金額を予定」ということで、直前の8号案件(2億3,000万円)より多い案件募集となることが期待されます。
FUELオンラインファンド+CRE Fundingでは1月末まで、「投資額の1%キャッシュバック(上限無し)」という太っ腹なキャンペーンも募集されていることから、私もこの大型案件は楽しみにしています。