不動産投資型クラウドファンディング、「Jointoα(ジョイントアルファ)」の話題です。
老舗不動産事業者の「あなぶき興産(東証一部:8928)」が運営するクラウドファンディングで、利率は控えめながら手堅い案件、という印象のサービスです。
そのジョイントアルファで、案件の延期と追加案件の情報が出てきましたので、紹介します。
<目次>
「アルファアセットファンド小樽駅前」の延期
当初の予定では1/18に募集予定だった、「アルファアセットファンド小樽駅前」の募集が延期されました。
ジョイントアルファとしては高利率(6%)、かつ短期間(6ヶ月)案件だけに、私も投資を予定していた案件です。
以下、ジョイントアルファからの連絡内容です。
2021年1月18日(月)12:00(正午)より出資申込の募集開始を予定しておりました「アルファアセットファンド小樽駅前」ですが、
新型コロナウィルスの感染拡大に伴う首都圏の1都3県を対象とした緊急事態宣言、ならびにGoToトラベルキャンペーンの一時停止措置の延長の報道を受けまして、投資対象となる宿泊施設への一時的な影響も懸念されることなどを鑑み、下記の通り募集延期を決定いたしましたのでお知らせいたします。
2021年1月18日(月)12:00(正午)出資申込受付開始
↓
2021年3月15日(月)12:00(正午)出資申込受付開始(予定)
延期、キャンセルの重要性
外部状況の変化に応じ、募集を予告している案件であっても必要があれば延期を行う。
こういった対応を行える事業者は、個人的に信用がおけると思っています。
(別の見方をすれば、事業者の事業全体に比べ、クラウドファンディング事業の規模が高くないからこそ、こういった対応が可能ともでも言えますが)
最近では、コロナ禍での不確実な状況から案件の募集を絞ったオーナーズブックなども、私的には同様の評価です。
二つの事業者に共通するところは、上場しているということ。
上場している=安全、という等式は成立しませんが、今後のクラウドファンディングにおける重要なファクターであることには間違いないと思います。
再度登場の案件も出てきました
上記の延期情報と並行して、再度登場したのが下記の3案件です。
いずれも一度ジョイントアルファで募集を行い、そして償還された案件が再登場した形になります。
(1)「アルファアセットファンド福岡天神 第2回」(2021年2月中旬 募集開始予定)
募集総額16,800千円 予定利回り3.8%(2)「アルファアセットファンド大阪天王寺 第2回」(2021年2月中旬 募集開始予定)
募集総額24,500千円 予定利回り3.6%(3)「アルファアセットファンド豊洲タワー 第2回」(2021年2月中旬 募集開始予定)
募集総額47,600千円 予定利回り3.4%
↓以前の案件
再登場の理由は売却ができなかったというわけではなく、不動産投資型の案件とするために短期案件を組成→期間満了した案件を再度組成、ということだと思います。
営業者が老舗不動産事業者であり、豊富な経験と物件を持つからこそ、こういったことができるのでしょう。