融資型クラウドファンディング、「CAMPFIRE Owners(キャンプファイヤーオーナーズ)」の話題です。
CAMPFIRE Ownersから、新しい案件が登場しました。ちょっと気になることもありましたので、紹介します。
<目次>
ソルセル(太陽光発電所売買)事業支援ファンド
今回登場した案件は、太陽光発電の事業に紐付くファンドです。
・ソルセル(太陽光発電所売買)事業支援ファンド
予定利率:6.5%
運用期間:11ヶ月
募集総額:5,000万円
【CAMPFIRE Owners 公式サイト】(広告リンク)
募集総額は5,000万円、最低成立金額は1,000万円。
この記事を書いている時点で、すでに3,000万円以上が集まっていますので、成立はほぼ確定と見なしていいと思います。
案件の紹介
本案件は、金融系ウェブメディアの運営や広告代理店事業等を手がける「エレビスタ社」が2019年に始めた、太陽光発電事業への投資を行うものです。
SOLSEL(ソルセル)は太陽光発電所の売買仲介ポータルサイトで、エレビスタが運営者となり、集客から売買仲介、アフターフォローまでをワンストップでサオートするもの。
今回の資金は、太陽光発電所の「仕入れ」に用いられます。
CAMPFIREがエレビスタ社に貸付、エレビスタ社はそれを太陽光事業に用います。
太陽光事業が万が一コケた場合でも、エレビスタ社が弁済することができれば、ファンドのデフォルトは避けられる仕組み(いわゆる、エレビスタ社へのリコースローン)となっています。
*もう一つの可能性として、営業者であるCAMPFIRE自身のデフォルトした場合、元本が欠損するおそれがあります。
どこかで聞いたと思ったのですが
ところで本ファンドを見てすぐに気付いた人は、きっとクラウドファンディングに幅広く投資をされている方でしょう。
太陽光、エレビスタ、ソルセルという名前に覚えがあったのですが、同じ案件がクラウドリアルティで2020年7月、11月に募集されていました。
こちらの表記は「SOL SELL」になっていて、今の表記「SOLSEL(ソルセル)」よりLが一つ多いのですが、どうやら2020年の11月にリブランドしたとのこと。
同一の案件が事業者を乗り換えて募集される、というのはこれまでのクラウドファンディングではあまりなかった事ですが、これからクラウドファンディング市場が発達するのであれば、こういうことも頻繁に起こるのかもしれません。
投資は実行済み。予定通りの償還を願っています。
どういうことだってばよ
そしてCAMPFIREと言えば、最近の外せないネタがこちら。
どういうことだってばよ笑 https://t.co/qS2rppoD3s
— SALLOW@クラウドファンディング投資家 (@SALLOW_SL) 2021年1月16日
CAMPFIREが2021年に上場を予定しているという情報、まさかCEOの家入氏が知らないはずもないのですが、まさかね・・・などと思ってしまいました笑