前回の記事で、ロボットアドバイザーの年間取引報告書の入手方法を紹介しました。
今回はその続編、ロボアドの年間取引報告書の内容を比較してみようと思います。
<目次>
見落としから始まる内容比較
ツイッターで教えていただいたのですが、個人的に大きな見落としをしていました。
その見落としが今回、年間取引報告書を入手して、内容を比較しようとしたことにつながります。
クラウドファンディングをメインの投資としていますので、もちろんクラウドファンディングの確定申告はやる気満々だったのですが、ロボットアドバイザー投資については確定申告を行うつもりは当初ありませんでした。
しかし良く考えてみれば、ロボットアドバイザーもリバランスを行ったり配当を受け取ったりしている以上、支払っている税金はあります。
そして私は2020年、今一つパフォーマンスが振るわなかったロボアドを一つ手じまいしていますので、損益通算ができるということを見落としていました。
以降、各ロボアドの年間取引報告書の内容を紹介していきます。
ポイントは二つ、「期間中の配当金」と、「期間中の損失(or利益)」です。
ウェルスナビの年間報告書
ウェルスナビの期間中配当は、「配当額¥72,610、国内税金¥13,267 海外税金¥7,009」、収支は「譲渡損失¥17,149」となりました。
ROBO PROの年間報告書
ROBO PROの期間中配当は、「配当額¥7,941、国内税金¥1,432 海外税金¥788」、収支は「譲渡利益¥1,734」となりました。
まとめ:確定申告はしておきます
3つのロボットアドバイザーの年間取引報告書を入手しました。比較すると、以下のようになります。
「配当額-譲渡利益」が¥38,833で、税率をざっくり20%と計算すると、本来払うべき国内税金は¥7,767。
対して現在払っている国内税金は¥16,611-¥5,337=¥11,274なので、確定申告のみで3,500円くらい還付される計算です。
さらに海外税金¥8,851も、確定申告では海外税額控除でまとめて申告できますので、やらなきゃ損ということになります。
すでに確定申告は終わっていますので、この後で確定申告の記事も書いてみます。