不動産投資型クラウドファンディング「CREAL(クリアル)」から、注目の案件が登場します。
なんと利率8%。
高い利率には高いリスクがあるのが常ですが、さてこの案件はどうでしょうか。私自身の投資予定と合わせて紹介します。
<目次>
Rakuten STAY 富士河口湖駅
今回募集される案件は、富士河口湖近くのリゾートホテル「(仮称)Rakuten STAY 富士河口湖駅」です。
・(仮称)Rakuten STAY 富士河口湖駅
募集開始:2/9 20:00~
予定利率:8.0%
運用期間:18ヶ月
募集総額:4.6億円
本ファンドは、抽選で10名に1万円が当たる「CREAL VALENTINE'S DAYキャンペーン」の対象ファンドです。
物件の詳細
本ファンドの説明を一部抜粋します。
本ホテルは、富士山を一望でき、かつ河口湖駅からも徒歩圏という移動手段を選ばない抜群のロケーションです。
本ホテルは、ルーフバルコニー・ウッドデッキでのBBQ、富士山を一望できるビューバス、電気暖炉や無人チェックイン、最大10名と多人数宿泊に対応等、他の競合施設と差別化されたユニークな宿泊体験が楽しめる戸建型ホテルです。
山梨県の日本人宿泊者数の延べ人数はコロナ禍の2020年11月時点で前年比95.2%と回復傾向にあります。
新型コロナ感染拡大の中、マイクロツーリズム(地元や近隣への短距離観光)が注目されており、そのニーズに応える物件として期待されているとのこと。
同じく楽天LIFULL STAYが運営する「Rakuten STAY VILLA富士山中湖」は、現状でも順調に稼働していることから、このような宿泊施設のニーズは高いとみているのでしょう。
楽天LIFULL STAYの知見や集客力、ブランドは確かなものがあり、この点は私も同意します。
また、山梨県の宿泊客数が順調に回復しているのも、プラスポイントでしょう。
案件のリスク
一方で、当然リスクもあります。
まず不動産調査における鑑定額で、原価法の場合は投資金額以下であるということ。DCF法であれば投資金額を上回るので、ホテルの安定的な稼働は、本案件のリターンには不可欠ということになります。
①ホテルのオープンが2021年11月、初回配当時期は2022年4月と、配当まで長い
②劣後出資比率が5%と少なく、CREALの他ファンドに比べて元本が毀損する不確実性が高い
③実績はあるとは言え、現状でホテル案件の不確実性がある
物件は建物開発が終わり営業を開始すれば、賃借人から賃料が入ります。
賃貸人と賃借人の関係からして、CREALの運営母体であるブリッジ・シー・キャピタル社がデフォルトしない限り、この賃料は安定的であると思います。
一方で出口戦略としては、事業法人への売却活動を行うことになりますが、CREALは新型コロナでホテル業界が落ち込む中、Q stay and Loungeやホテルアマネクの配当・償還を行ってきた実績があります。
まとめると、一定の不確実性は呑み込んだ上で、一部の資金で投資検討を行う価値はあると思います。
私は残り資金は50万円ほどありますので、これで投資を行う予定です。