不動産担保特化の融資型クラウドファンディング、「OwnersBook(オーナーズブック)」の話題です。
調べたら今年初の案件でした。約2ヶ月ぶりの大型案件が登場します。
<目次>
渋谷区新築商業ビル第5号第1回
今回の案件は、「渋谷区新築商業ビル第5号第1回」です。
この記事を書いている本日(2/18)、18:00から募集開始となります。
・渋谷区新築商業ビル第5号第1回
募集開始:2/18 18:00~
予定利率:5.1%
運用期間:25ヶ月
募集総額:3億6,000万円
最近オーナーズブックは、ログインせずに見られる情報がかなり制限されてしまい、投資家としてはともかくブロガーとしては困ったことになっているのですが、その中でなんとか紹介してみます。
興味のある方は、上記のリンクから会員登録をご検討下さい。
投資対象と注意事項
今回の案件は、「渋谷区広尾に所在する店舗ビル1棟を担保とするシニアローン」です。
貸付先は実質創業から10年ほどの総合不動産会社で、本物件のある渋谷区や港区に強い会社とのことです。
(ファンドページより、物件の現状)
貸付期間は25ヶ月ですが、この期間については「とりあえず設定した」ものだと考えるべきです。
物件は現在建築中で、投資実行予定日(3/5)までに完成して引き渡される予定ですが、すでに物件の売却を検討しているとのことで、もしも売却が決定すれば投資実行はキャンセルされることになります。
ということは、案件が成立しても売却交渉が同時並行で行われており、交渉がまとまった段階で期限前償還されるということ。つまり期限前償還が行われる可能性はかなり高い、と言えると思います。
そういった事情は呑み込んで投資しなければいけませんが、利率が5%以上あるのは魅力的。
おそらく早いうちに満額埋まると思いますし、私もすでに投資準備をしています。
オーナーズブックの小ネタ
オーナーズブックの案件は「(地名)+(不動産種類)+第○号+第△回」という表記がされています。
「第○号」の部分は、同じ地名と不動産種類の案件に付けられる通し番号ですので、地名と不動産種類が同じでも第1号と第2号であれば、対象となる不動産は異なります。
*貸付先が異なるかどうかは、内容を見ないと何とも言えません。
一方で「第△回」の部分は、同じ地名、不動産種類、同じ号数の案件に付けられる通し番号なので、同じ地名、不動産種類、号数における第1回と第2回案件は、対象不動産は同じとなります。
以上、オーナーズブックの小ネタでした。
すでに多くの案件に投資されている方にはわかりきったことですが、これから投資される方は参考にして下さい。