以前の記事に調べた内容を追記・修正して、リライトしました。
東証一部上場、トーセイ社の不動産投資型クラウドファンディング、「TREC FUNDING」の話題です。
1号ファンドは満額募集となったのですが、2号ファンドについては諸々の条件から満額は集まっていない模様。
その状況への対応を評価し、出資額を追加することにしました。
<目次>
2号ファンドの集まりが悪い理由の、個人的な見解
TREC FUNDINGは先にも書いた通り、東証一部のトーセイ社の不動産投資型クラウドファンディングであり、事業者の信頼性は高いと考えています。
もちろん投資ですから損失が出る可能性はありますが、未上場企業のように事業者の信頼性を気にする必要があまり無いというのは、大きな利点と考えています。
TEC FUNDINGの1号案件はあっさりと満額埋まったのですが、2号案件は少し苦戦している様子。
このままでは満額埋まるというのは、かなり難しいでしょう。
理由としてはいくつかあるのですが、以下のような内容ではないかと推察しています。
・1号案件に比べて、見た目の利率が低い(7%→5%台)
・最低投資金額が1万円→10万円になっている
・TREC FUNDINGがまだオープンしたてで、そこまで認知されていない
TREC FUNDINGの基本的な内容については、下記の記事も参照して下さい。
トーセイ社の対応
集まりがあまり良くない2号案件について、先日トーセイ社からお知らせがありました。
トーセイ自身が当初予定されている以上の追加出資を行い、案件の成立を目指すという内容です。
これにより何が起こるかというと、案件を管理する特例事業者(SPC)が、トーセイの子会社扱いになります。
結果としてTREC FUNDINGの特徴である倒産隔離の仕組みではなくなるものの、トーセイの子会社になることで、子会社に損をさせるないというモチベーションにもつながると思います。
この対応について、何としても案件を成立させようとする様子が分かりましたので、私は追加投資を行うことにしました。
適切な態度と覚悟には、それ相応の対応を行うべきというのが、私の持論です。
追加投資実施
すでにTREC2号ファンドには50万円を投資していますが、さらに+50万円を追加投資しました。
TREC FUNDINGは、申し込み後に振り込みを行う仕組みです。
振込口座は、会員情報のページの下に表示されています。GMOあおぞらネット銀行でした。
TREC FUNDINGの特徴:セイムボート投資
TREC FUNDINGは一般の不動産投資型クラウドファンディングとは異なり、優先劣後出資の仕組みは取って折らず、事業者と投資家が同順位に投資する「セイムボート」の方式を採ります。
この方式では、不動産が予定価格よりも高く/低く売れた時に、その利益/損失を事業者と投資家が等しく受けるという仕組みです。
TREC FUNDINGのセイムボート投資が、通常の不動産投資型とどう異なるかについては、下記の記事をごらん下さい。
物件の取得価格に独自の仕組みがあるため、個人的にはこの仕組みはなかなか良いのではないかと考えています。