融資型クラウドファンディングの話題です。
株主優待ならぬ「投資家優待」で、日本初上陸のブランドホテルも利用できる案件が登場。
競争は激しそうですが、何とか投資できるようにがんばってみます。
<目次>
ウェルス・ラグジュアリー・ホテル・ファンド#2
Fundsで先着募集が始まる案件は、「ウェルス・マネジメント株式会社」の案件。
ウェルス・マネジメント社は東証2部上場で、ラグジュアリーホテルの開発・運営を展開する事業者です。
・ウェルス・ラグジュアリー・ホテル・ファンド#2
予定利率:2.2%
運用期間:12ヶ月
募集総額:2億円(うち抽選で1億円程度は募集済)
ウェルス・マネジメントグループは不動産投資会社であり、ホテル運営会社であり、かつ独立系アセットマネジメントの会社。
今回のファンドにより集めた資金は、ラグジュアリーホテルの開業・運営の事業資金に利用するとのこと。
担保・保証はありませんが、ウェルス・マネジメント社の全財産が返済原資となるリコースローン(日本における住宅ローンのようなものです。住宅を手放してもローンは残る=借り手の全財産が返済原資となる、という意味です)なので、ウェルス・マネジメント社が破綻しなければ、投資家の元本は守られる公算が高いです。
京都に集中しているのがナイス
今回の「ウェルス・ラグジュアリー・ホテル・ファンド#2」ですが、利率そのものは2.2%と控えめ。
しかし運営しているホテルで使用できる電子クーポンが最大1%付いているため、全体としての利率は悪くないと思います。
クーポンが利用できるホテルは次の4ヶ所で、私の住んでいる京都に3ヶ所固まっているのがナイスです。
京都住まいにとっては、なんとか投資成功したいところです。
・京都悠洛ホテルMギャラリー
・京都悠洛ホテル二条城別邸Mギャラリー
・フォションホテル京都
・アロフト大阪堂島(2021年春開業予定)
特にフォションホテルは、パリに続いて世界で2店舗目、もちろん日本初上陸のラグジュアリーホテル。
宿泊は優待があっても躊躇してしまう価格ですが、もし投資できてクーポンが手に入ったら、ティーサロンにでもお邪魔したいものです。
(フォションホテル 公式サイトより引用)
経営成績も良い感じです
優待は確かに魅力的ですが、投資を行う上で重要なのはもちろん会社の業績。
特に今回のファンドは担保や保証があるわけでなく、投資先会社に対するリコースローンになっていますので、会社の業績というのはなおのこと重要です。
ウェルス・マネジメント社の業績は上記の通り順調で、上場会社で業績の監査も入っています。
その上、今回の案件は投資を通じて投資家との間のチャネルを確保する目的があると思われ、その案件をコケさせたら投資家との間のチャネルどころか、投資家を敵に回す事になりかねません。
そういった背景からも、この案件の安全性は高いと考えています。
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