私がメインバンクにしている、住信SBIネット銀行に関する話題です。
ATM手数料や振込手数料が優遇される「スマートプログラム」が、2021年4月から変わります。
変更前後の比較と、以前の記事で紹介した「1円払って***円得する」方法がまだ有効かどうか、調べてみました。
<目次>
無料回数の変更は、私にとっては改善です
スマートプログラムは、住信SBIネット銀行の利用者が一定の条件をクリアすると、月間のATM使用回数や振込回数が何回か無料になるというものです。
その条件は様々あり、達成の程度でランク1~4に分けられます。
スマートプログラムのランク判定は毎月の月末に行われ、その2ヶ月後にランクによる無料回数が決定されます。今回の変更は2021年4月からですので、4月末のランク判定が6月の無料回数に反映されるということになります。
今回の変更点は大きく分けて二つ。「ATM入金も回数に数えられるようになった」ことと、「全体的な無料回数のアップ」。前者はどちらかと言えば改悪、後者は明らかに改善です。
私はそれほどATMを使わないので、今回の無料回数の変更は、おおむね改善だと感じています。
ランク判定の大前提
ただしランク判定で「2」以上を得るためには、「スマホアプリ「住信SBIネット銀行」のインストールが必須」という大前提が必要になりました。
「スマート認証NEO」は、登録したスマートフォン以外で承認することで、入出金やログイン(設定による)が可能になるというセキュリティ強化機能です。
この機能を2021年4月中に導入しなければ、他のどんな条件を満たしても、2021年6月からスマートプログラムのランクは最低の「1」に固定されますので、ご注意ください。
ちなみに勧められた方法ではないですが、スマホエミュレータを使うことで、手元にスマホがなくともスマート認証NEOの機能を使うことができます。
非推奨の方法なので、興味のある方は自己責任で色々調べてみてください。
裏技の検証
以前に紹介した、「住信SBIネット銀行で1円払って***円得する」裏技について、今回の変更による影響があるかどうかを検証してみます。
以前の紹介記事は、下記をごらん下さい。
変更後の条件でランク4を狙うのは、相変わらずハードルが高いですが、ランク3であればそれほど難しくありません。
スマート認証NEOに登録して、かつ以下の条件から3つを満たせばいいだけです。
変更後でも「外貨預金 月末残高あり」、「SBIハイブリッド預金 月末残高あり」、「カードローン 月末残高あり」の3点を満たすことでランク3は達成できます。
ということは、上記の記事で紹介した裏技はまだ有効。さらに言えば、ランク3の振込無料回数は7→10回に増えていますので、スマート認証NEOの手間を抜かして考えれば、今回の変更は私にとって朗報と言えそうです。