クラウドファンディング事業者、「バンカーズ」の話題です。
これまでに募集したファンドの内容や特徴、これから登場するファンド&キャンペーンについて紹介します。
<目次>
これまでの案件
バンカーズでこれまで募集された案件は、以下の4つ。
①バンカーズ不動産・商業手形ファンド第1号(不動産担保 LTV:67.6%)
②バンカーズ地域医療機関支援・商業手形ファンド第1号(診療・介護報酬債権担保)
③バンカーズ地域医療機関支援・商業手形ファンド第2号(診療・介護報酬債権担保)
④バンカーズ事業者ローン・商業手形ファンド第1号(不動産担保 LTV:40.4%)
いずれも特徴としては「十分な余力のある債権」を担保とし、かつ「貸付先へのリコースローン」にすることで安全性を高める工夫がなされています。
案件の利率は3%前後(初回案件のみ4%前後)ですが、安全性を考えれば妥当な利率だと思います。
次に、バンカーズで募集されている中でも特徴のある担保、かつ社会的意義のあるファンドである「地域医療機関支援」について紹介します。
「地域医療機関支援」の特長
・バンカーズ地域医療機関支援・商業手形ファンド第1号
予定利率:2.68%~3.45%
運用期間:4ヶ月
募集総額:5,500万円
担保など:診療・介護報酬債権
「診療・介護報酬債権」を担保として融資する案件は、融資型クラウドファンディングでもほとんどありません。
この担保は国保や社保からの入金口座を変更し、診療や介護報酬に関する支払を直接受け取るもので、不動産担保など売買してみないと価格が決まらないものと比べ、安定的な債権と言うことができると思います。
さらにこのファンドでは以下のようなウォッチも行い、貸付後の状況の変化を監視しています。
全体的に言えばバンカーズの案件は「利率は控えめだが手堅い運用案件」と言うことができるでしょう。
・借手から毎月の試算表を受けとり、足元の資金残高を確認
・対象となる医療機関における診療・介護報酬の請求書の確認
・国保・社保等から入金される報酬額と、医療機関からの請求額との比較
クリアで分かりやすい情報開示
バンカーズのもう一つの特長は、「クリアで分かりやすい情報開示」を行っていることです。
例えば先の「バンカーズ地域医療機関支援・商業手形ファンド第1号」で言えば、ファンドの組み合わせ、借り手への融資利率、営業者報酬などが全て公開されています。
ファンドには、バンカーズの前身である泰平物産社が40年以上の実績を持つ手形割引も加え、手形が割り引かれた時に利率が増える仕組みを加えているところも特徴の一つです。
また、リスク分析にバンカーズの独自分析を用い、「融資先信用力」、「担保・保証」について定量化された評価があるのは分かりやすいです。
最終的な判断が投資家しだいなのは当然ですが、「AのファンドとBのファンド、どっちが安定性が高いのか?」という、クラウドファンディングにおいて難しい判断の一助にはなるでしょう。
新案件が登場しています
バンカーズでは現在、新しい案件の募集が予定されています。
・バンカーズ地域医療機関支援・商業手形ファンド第3号
募集開始:3/31 12:00~
医療・介護報酬の譲渡担保がある医療機関支援ファンドに商業手形ファンドを組み合わせたファンドです。
「3億円規模」と予告されていた大型案件の一部で、これからも追加のファンドが登場するものと思われます。
案件詳細は、下記のリンクから確認して下さい。
キャンペーン情報
バンカーズでは、投資金額に応じてAmazonギフト券がプレゼントされるキャンペーンが開催中です。
3月末までのキャンペーンでしたが、「4月末までに募集されるファンド」が対象となるよう延長されました。
上記で取り上げたファンドも、もちろんこのキャンペーンの対象となります。案件の詳細は、バンカーズ公式サイト(広告リンク)にて確認して下さい。
対象:30万円以上の投資
プレゼント:1,000円~300,000円分のAmazonギフト券
バンカーズへの投資家登録は、下記の記事で解説していますので、参考にしてください。