貸付投資の「Funds」を運営するファンズ社から、朗報が飛び込んできました。
既存株主と新たな引受先を加え、20億円の資金を調達したとのニュースです。
<目次>
日経にも取り上げられました
貸付投資の「Funds」を運営する株式会社ファンズは、下記の既存株主や新規引受先から合計20億2,500万円の資金調達を実施しました。
・既存株主:グローバル・ブレイン、B Dash Ventures、伊藤忠テクノロジーベンチャーズ、三菱UFJキャピタル、みずほキャピタル、AGキャピタル
・新規引受先:ANRI、日本郵政キャピタル、メルペイ
調達した資金はファンド組成やサービスの拡充、コンプライアンス体制の強化、人員体制の増強およびマーケティング活動などに用いられるということで、資金調達を機にさらにサービスが拡大発展していくことが期待されます。
Fundsの実績
Fundsの実績については、公式サイトにインフォグラフィックがありましたので、その中から一部を引用します。
リリースからのファンド数は73本、利用企業の8割以上が上場企業であり、「上場企業へ貸付投資を行うことができる」という点がFundsの最大の特徴です。
厳密には異なるのですが、主に上場企業へのリコースローンの仕組みを用いることにより、上場企業の社債と似たような性質を持つ投資となっています。
これまでの分配遅延や元本毀損はなく、上場会社への貸付という安定した投資の仕組みが功を奏しています。
一方で利率は年利2~3%程度がほとんどであり、今後はより幅広い条件が登場(*)することが、投資案件の拡大につながるのではないかと思います。
*「安定的な貸付投資」という立ち位置から、高いリスク案件は難しいかもしれませんが
もう一つの特長:投資家優待
Fundsの特長は「上場企業中心のリコースローンで、社債に似たリターン&リスクの商品」というところが一つ。
もう一つの特長は、一部のファンドで投資家優待があることです。
これまでFundsでは、「スキー場を割引で利用できるファンド」「餃子を割引で食べられるファンド」「温浴施設を割引で利用できるファンド」などを募集してきました。
株を買うことによる株主優待は有名ですが、投資することによる投資家優待はまだ認知度が低く、これもクラウドファンディング投資の妙味と言えるかもしれません。
私も最近、京都の高級ホテルで利用できるクーポンが優待として付いている案件に投資しましたので、そのうち利用して来ようと思います。
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www.sallowsl.com
キャンペーン情報
Fundsでは2021/06/09まで、「口座開設&資産運用応援キャンペーン」を実施中です。
・期間内の投資家登録 → 抽選で100名に1,000円のAmazonギフト券プレゼント
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上場企業を主とした社債のような貸付投資や、投資による優待に興味がある方は、Fundsへの登録や投資を検討してみてもいいと思います。私も数百万円を投資し、これまで全て予定通りの償還となっています。
(会員登録方法の紹介記事)
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公開はGW明け?
先日とあるMtgに参加した際に、新たなファンド構想に関する面白い話を聞くことができました。
クラウドファンディングの全てにアンテナを張っているわけではありませんし、断片的な情報なので断言はできませんが、おそらくこれまでのクラウドファンディングにはなかった構想だと思われます。
確たることは言えませんが、公開はGW明けの予定? とのことで、また何か分かったら記事にしたいと思います。