クラウドファンディングで「ある程度の金額」を、「利率はそれほど無くても良いので」運用したいという方向けに、クラウドファンディングにおける課題を手軽に解決する方法の紹介です。
<目次>
クラウドファンディングの課題、今昔
少し前であれば、クラウドファンディングの最大の課題に私は「営業者リスク」と答えました。
少し前のクラウドファンディング(融資型・不動産投資型)には、なかなか安心できる営業者はいなかったためです。
一方で現状を考えると、営業者がプラットフォームのみを提供し、資金需要先(融資先)の事業リスクから分離されているケースも増えてきました。
すると次の課題として考えられるのは、以下の2点となります。
①資金需要先(融資先)のリスクを分散する方法
②多くの営業者に登録する手間を省く方法
①だけなら多くの営業者に登録すればよく(実際私はそうしています)が、投資金額によっては多くの営業者への登録は手間だと思ってしまうでしょう。
ということでこの記事では、①と②を手軽に解決する方法を紹介します。
選ぶ営業者の条件
上記の ①(資金需要先リスクの分散)と、②(登録の手間を省く)を同時に満たすためには、以下のような特徴のある営業者を選ぶ必要があります。
A)一つの営業者に登録すれば、複数の最終貸付先へ投資できる
B)最終貸付先は上場会社等であり、できればリコースローン
(*リコースローン:貸付先の全財産が返済の原資になる)
この条件に当てはまる営業者を、二つ紹介します。
選択肢その1:Fund(ファンズ)
一つ目の選択肢は、貸付投資の「Funds」。
アイフル、メルカリ社などを始めとした多くの上場企業と提携し、主に上場企業を対象としたリコースローンを扱っています。
利率は2%前後、運用期間は数ヶ月~1年程度が多いです。
利率が少し寂しいようにも思いますが、Fundsの投資は「貸付投資」という名前ながら実際は「優待投資」の側面をもっており、投資による優待が他事業者と比べてきわめて多いのが特長です。
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選択肢その2:FUEL(フエル)オンラインファンド
もう一つの選択肢は、「FUELオンラインファンド」です。
FUELが運営するプラットフォームは「CRE Funding」と「FUELオンラインファンド」の二つで、どちらに登録してもお互いの案件に投資することができます。
CRE Fundingは東証一部上場のCREグループの物流・倉庫案件への投資が可能。
FUELオンラインファンドでは日本商業開発、ADワークスグループなどの上場会社へ投資が可能であり、今後は高島屋や不動産開発のディア・ライフとの提携も予定されています。
もちろん私も投資中
この二つの営業者には、私も投資しています。
(Funds)
(FUEL+CRE Funding)
これからもFunds,FUELともに提携業者が増える予定で、ますます分散投資が捗りそうです。