不動産投資型クラウドファンディングの「CREAL(クリアル)」から、本日募集開始になる案件の紹介です。
今後の不動産投資型において、一つの目玉になるかもしれない「ブリッジファンド」についても紹介しています。
<目次>
ドムス・スタイル押上
CREALで本日(6/14)募集開始になる案件は、「ドムス・スタイル押上」です。
・ドムス・スタイル押上
募集開始:6/14 20:00~
予定利率:4.5%(インカム2.5%、キャピタル2.0%予定)
運用期間:12ヶ月
募集金額:5億5,800万円
投資対象は「東京都墨田区横川4-12-9」にある「ドムス・スタイル押上」。
一棟レジデンスにまとめて投資する、大型案件です。私は100万円を投資予定です。
(現在の口座情報)
ファンドの詳細
投資家登録をすると見ることのできる情報に、劣後出資の比率があります。
本案件の劣後出資比率は決して高くない(10%未満)ですが、インカム部分とキャピタル部分のそれぞれに保全の仕組みがあるため、安全性は一定程度担保されていると判断しています。
このうちインカム(賃料)部分については、本物件の賃借人がクリアルの関連会社であり、マスターリース契約を結んでいるところがポイントです。
レジデンスから退去人が出ても、賃料はマスターリース契約に基づき一定ですので、インカム部分については退去リスクから隔離されていることになります。
*その代わり、クリアル社自体の財務リスクが生じます。
ブリッジファンド
もう一つのキャピタル(売却利益)部分については、「ブリッジファンド」という仕組みがあります。
これは、すでに売買契約が締結されている物件についての「つなぎ」となるファンドで、売買契約が順調に運べば本ファンドはおよそ半年で償還されることになります。
「ファンドを募集→不動産取得→売買活動開始」ではなく、「不動産取得→売買契約締結→ファンドを募集」という順番になっているのが特長です。
売買契約は必ず実行されるものではないとは言え、出口を明らかにした上でファンドを組成するのは、キャピタル部分に対する保全として有効だと思われます。
同様の仕組みはWARASHIBE(広告リンク)でも「EXITファンド」として登場していました。
今後不動産投資型クラウドファンディングでは、こうしたファンド形態が増えて来るのかもしれません。