不動産特化型の融資型クラウドファンディング、「FUEL(フエル)」で、新たな提携が発表されました。
内容を紹介します。
<目次>
シノケングループとの提携発表
FUELは先日、シノケングループとの業務提携を発表しました。
シノケングループが100%出資する「シノケンプロデュース」の連結子会社、「シノケンオーナーズファンディング」との業務提携を行い、不動産投資クラウドファンディング事業を立ち上げるとのこと。
FUELの専用サイトを通じて、シノケンオーナーズファンディングが組成するファンドへ投資家が出資します。
ファンドの内容としては、シノケングループが開発・運営を行う賃貸マンション、賃貸アパートを対象物件とする貸付<を行うことになります。
仕組みとしては融資型ですが、中身は不動産投資型に近い融資型と言うことができそうです。
FUELの仕組み
FUELの仕組みは、第二種金商登録を持つFUEL株式会社が、ファンドの組成審査やモニタリングを行うものです。
FUELはオンラインファンドのプラットフォームを運営するだけで、実際の事業を行うのは貸付先の会社です。
さらに各企業への貸付はリコースローン(融資先の全財産が返済原資となる融資)で、貸付先は上場会社の関係会社であるため、比較的安全な融資型案件と言うことができるでしょう。
FUELオンラインファンドを通じて、関係する全てのファンド(今回のシノケンも含みます)に投資することができるので、複数事業者に投資家登録を行う煩雑さがない、というのが大きな特長です。
例えば下記のFUELオンラインファンドから登録しても、あるいはCRE Fundingから登録しても、マイページは共通でどちらにも登録できるわけです。
目指すは百貨店?
これで、FUELがファンドを運営している企業は全部で。登場順だと下記のとおりです。
・CRE Funding(CREグループ)
・JINUSHIビジネスファンド(日本商業開発)
・ADW米国不動産ファンド(エー・ディー・ワークス)
・保育園みらいオンラインファンド(さくらさくプラス)
・DL FUNDING(ディア・ライフ)
・髙島屋ソーシャルレンディング(髙島屋)
・シノケンオーナーズファンディング(シノケン)
FUELの募集案件は不動産に特化しており、目指すはさしずめ、不動産投資の百貨店でしょうか。
立て続けに登場した事業者でどんな案件が募集されていくか、今後の提携とともに楽しみにしています。
(関連記事)
www.sallowsl.com
キャンペーン情報
現在FUELでは「新サイト連続オープンキャンペーン」が開催中。
7月末までの期間中、FUELに新規会員登録した全員に、現金1,000円がプレゼントされます。
*ただし、すでにFUELのサービス(CRE Funding、FUELオンラインファンド、DL FUNDINGなど)に登録していた場合は対象外です。