私は一部の資金を、ECF(株式投資型クラウドファンディング)のプラットフォーム「FUNDINNO(ファンディーノ)」を通じ、いくつかの会社に投資しています。
その投資先での最近のニュースを、いくつか紹介します(社名の五十音順)。
<目次>
ストレイムアートアンドカルチャー社
アート作品のオーナー権利を分割することで、少額から購入できるプラットフォーム「STRAYM(ストレイム)」の開発・運営を行う「ストレイムアートアンドカルチャー社(以下、ストレイム社)」に出資しています。
ストレイム社は去年(2020年)に続き、今年(2021年)もFUNDINNOでのECF案件を募集、上限応募額3,501万円が満額達成することになりました。
前回からユーザ数は800→4,000人、取り扱い作品数は5→35と順調に推移しており、取り扱い作品の時価総額は1億円を突破したとのことです。
株式会社ハーバルアイ
漢方ベンチャーの株式会社ハーバルアイは、FUNDINNOで初のEXIT(株式が何らかの形で現金化すること)達成案件です。
2018年1月に最初の応募が行われ、2019年6月に株式が1.5倍の価格で買い取られました。
私がハーバルアイに投資したのは、EXIT後の2回目の募集です。
今回ハーバルアイは、株式会社ピアラのCVCである「ピアラベンチャーズ」を引受先とする、第三者割当増資を実施したとの朗報が入ってきました。
気になる引き受け価格は、私が投資した第2回時点での株価を30%以上上回っており、着実にバリューアップが図られているのがわかります。
株式会社Minoru
「家を借りながら持ち家にできる」という賃貸住宅、「家賃が実る家」の運営を手掛ける株式会社Minoruにも出資しています。
先日開催された投資家向けウェビナーで、「家賃が実る家」を実際の不動産投資として利用できないか? という話題になり、内部調査や審査が行われているそうです。
minoru社の株主がminoru社の不動産で投資するという好循環が生まれれば、事業拡大にとっては朗報でしょう。
実際にminoru社の案件は以前、不動産特化型のクラウドファンディングサービス「クラウドリアルティ」でファンドを組成しました。
私は現物不動産を持つつもりは今のところありませんが、クラウドファンディングでminoru社の案件が登場すれば、条件次第で前向きに投資を検討したいと思っています。
キャンペーン情報
FUNDINNOでは現在、新規会員登録のキャンペーンを実施中。
7/1~8/31の期間中にFUNDINNOで投資家登録を完了した中から、先着2,000名にAmazonギフト券1,000円分がプレゼントされます。
ECFと接点を持つということは、最先端ビジネスにふれ合う機会を増やすことにもつながりますので、興味のある方はどうぞ。
注意点として、ECFはベンチャーやスタートアップ企業に対する投資なので、堅実なリターンを期待するのは難しいという点があります。
投資にはその企業やサービスを応援する気持ちが重要で、一緒に成長を見守るという気構えが必要です。