ソーシャルレンディング投資記録(新)

【ゆるリタイアからのFIRE達成】クラウドファンディング*ロボットアドバイザー投資家のSALLOWによる、投資記録と投資情報のブログです。

クラウドファンディングの投資先の選び方



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先日ツイッターで、私のクラウドファンディングの投資先について質問をいただきましたので、回答してみます。

自分の中では一定の線引きはあるつもりだったのですが、なかなか言語化するのは難しかったです。


<目次>

 
 

大きく分ければ、選び方は4つ


 ソーシャルレンディング投資記録


私がクラウドファンディングの投資先を選定する際には、大きくわけて4つの観点があります。

それぞれについて深く掘り下げると、言語化できない部分もでてきますので、ある程度表面をさらって説明します。


なおこれはあくまでも「私の選び方」であって、投資ポートフォリオの90%をクラウドファンディングに突っ込んでいる特殊なケースである、ということは念頭において下さい。


投資金額がこれほどでなければ、あるいは投資ポートフォリオの大部分をクラウドファンディングが占めていなければ、別のケースには別の考え方があってしかるべきです。

ですから全てが参考になることはないにしても、一部が参考になることはあると思います。世の中の情報というものはだいたいそんなものですし、その「一部」をどう見極めるかは受け手の技量次第でしょう。
 
 

観点その1:条件と実績


最初の観点は、どんな投資商品を選ぶ際にも必ず必要となる、条件と実績です。

クラウドファンディングにおいては、具体的には以下のように言い換えられます。


・条件 → 利率、運用期間、保全(担保や保証)の仕組みと強固さ、他キャンペーン等の補正

・実績 → 事業者の財務安定性、ガバナンス、これまでの来歴、業界への参入理由、これまでの案件償還実績


これらの情報はある程度調べることができますが、それでも個人と法人(事業者)の間には情報の非対称性が存在していますので、完全な情報というのはなかなか出てきません(*)

*これはクラウドファンディングに限らず、あらゆる投資商品で共通です


当ブログにおいて事業者のランキングをしたり、星*つなどと分かりやすく評価しない理由もこれで、判断基準が私の持っている情報に制限されるためです。

分かりやすさは大事ですが、過剰な分かりやすさは単純化を招きます。YMYL(Your Money or Your Life)と言われる機微な話題において、単純化された情報は害悪にすらなってしまう、というのが私の考えです。
 
 

観点その2:徹底分散


観点その1で、事業者の条件と実績は調べようとしても、情報の非対称性が存在すると書きました。

もちろん時間と手間(と費用)をかければより多くの情報を得ることはできますが、努力が効果に見合うかどうかは検討する必要があります。


数千万円を投下して長期間資金拘束が行われる現物不動産ならともかく、小口・短期間のクラウドファンディング投資では、個別案件に対してそこまでの労力をかけるのは割に合わない、と考えています。

情報の非対称性によるリスクがあるのなら、そのリスクを回避するのではなく、投資案件を分散することによってリスクを管理する、というのが私の考えです。


私はクラウドファンディングという投資そのものには惚れ込んでいますが、個別事業者についてはその限りではありません。極論を言えばどの事業者もどの案件も信用していませんし、だからこそ自分の責任において投資をしていると言えます。


具体的なマイルールは、


・一つの事業者に対しては総投資額の10%程度が上限

・一つの案件に対しては、総投資額の2%程度(できれば1%程度)が上限


というものです。この記事を書いている時点での、投資額TOP3の事業者とそれぞれへの投資額は以下の通りです。


第1位:クラウドバンク 総投資額:約1,080万円(全体の11%)
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第2位:J.LENDING 総投資額:1,000万円(全体の10%)

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第3位:CREAL 総投資額:約920万円(全体の9%)
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観点その3:雰囲気とモメンタム


3つめの観点は、雰囲気とモメンタム(勢い)です。

身も蓋もない事を言ってしまえば、雰囲気で投資しているところはあります。


特に新規事業者の場合、その事業者のバックグラウンドは調べた結果、とりあえず乗ってみるということは良くあります。最近ですと以下のVictory Fundでしょうか。


(当然ながら、クラウドファンディングの免許を取りプラットフォームを作るには手間も時間もかかり、実物不動産の裏付けまであるのなら、そうそう妙なことにはなるまいという読みはありますが)


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特に不動産投資型については、最近はまさに花盛り。

各事業者が不動産事業の多角化と潜在顧客へのアプローチを目的としている以上、安全性は高いと判断しています。

それなら、目に付いた案件には基礎的な調査をした後で飛び乗っていくというのも、悪い考えではないかなーというのが最近の意見です。


なお最近の一番面白そうな事業者は、キャピタルゲインの上振れが年率換算で100%を超える案件も出ている、下記のWARASHIBEです。


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観点その4:色々あるんですよ


そして最後の観点。


こういったブログで情報発信を行い、おかげさまで発信力がそこそこ認知されてきますと、色々な話が入ってくるようになります。


クローズドな話は表に出せませんし、自分自身の投資に直接利用することもできません(インサイダー取引になってしまいます)が、前述した情報の非対称性を埋めることはできますし、間接的に役に立つこともあります。


私がブログで情報発信をしているのは、そういう側面もあります。つまりは「色々あるんですよ」ということです。
 



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